「私とワルツを/鬼束ちひろ」は実は女性の優しさが詰まった深い歌…？！気になる歌詞を徹底解釈！

だからどうか一人で踊ろうとしないで欲しいのです。

この「貴方」が実際にどこに行くか向かうかというのは判断できかねるのですが、物理的にどこかへ行くというよりは自分の目的や夢に向かって一人で歩みを進めている様子がインスパイアされます。

孤独や寂しさというものをすでに知っている「貴方」が、あえて一人で生きようとするところに静寂を感じますね。

寂しいと思ったっていいんだよ、ということを遠まわしに述べているのかもしれません。

「どうか、なにとぞ、私とワルツを踊る人生を送ってください！」「一人でうどこかに消えてしまうなんて寂しいことしないで」、などとあらゆる解釈ができるフレーズです。

この端的な言葉が楽曲の最後に大きなインパクトを与えています。

以上、鬼束ちひろさんの「私とワルツを」の歌詞解釈をご覧いただきました。

女性ならではの、押し付けず柔らかく包みこむ愛と優しさを感じることができるマスターピースです。