ジャンルはハードロック? それともグランジ?
あなたはどっち派?
ハードロックはエアロスミスやヴァン・ヘイレン、レッド・ツェッペリン。
グランジはサウンドガーデンやニルヴァーナが代表的な例です。
「SWEET DEVIL」のリズムの激しさはハードロックとグランジの間ぐらいです。
さらにスパイスを振りかけたようにデジタルサウンドがミックスされています。
新たなジャンルを提案するとすれば、”デジタル・ハードロック”といったところでしょうか。
もっともジャンル分けなど音楽ファンには蛇足に過ぎません。
自分が気に入ったら、それが自分の中の名曲になるのです。
同じジャンルの曲でもアーティストの好き嫌いが生まれるのはそのためです。
もし、好きなアーティストが現れたら、一枚アルバムをダウンロードしてみましょう。
ベストアルバムでも構いません。
大まかにアーティストの特性が分かるはずです。
歌詞はドラマの主人公をオマージュ
コールしやすいサビが魅力
ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」は高嶺の花の女子に男子高校生が何度も告白するストーリーです。
一見するとうまくいきそうなのにドジを踏んでしまう主人公。
簡単に好きな相手にあしらわれてしまいます。
そのドラマのオープニングが「SWEET DEVIL」です。
意訳するならば、”小悪魔”がいいかもしれませんね。
歌詞は何度振られてもポジティブに生きる男子高校生を応援したフレーズが特徴です。
簡単にあきらめる男子が多い中、意中の人のハートを手にするため孤軍奮闘する姿が描かれています。
また、サビの部分は二、三回耳にしただけでもスッと入ってくる英語の歌詞が使われています。
カラオケで友達が歌っていたら、気楽にコールしてあげましょう。
マンネリ化したときの起爆剤としておすすめのカラオケソングです。
振られて落ち込んだ友達を慰めるのにもぴったりです。
2018年10月には映画「覚悟はいいかそこの女子。」も公開予定!
ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」を見逃してしまったみなさん。
安心して下さい。
2018年10月には東宝系列で映画「覚悟はいいかそこの女子。」も公開予定です。
今からスケジュールをチェックして映画観へ行く準備をしておきましょう!
ダウンロードもいいですが、臨場感あふれるサウンドで観るシアターも乙なものですよ。
ダンスはK-POP風?
ダンスが巧み
シーンによって前列と後列が異なる振付をしていることもあります。
衣装に鮮やかな色合いが使われているせいか韓国っぽい印象を受ける人もいるでしょう。
確かに配置や服のデザインは似ているところがあるかもしれません。
しかし、日本のフォーメーションダンスはミュージシャンを引き立てるように作られています。
ダンスも歌詞に合った振付で独自性が高いのが特徴です。
メンバーそれぞれの個性を大事にし、顔のアップも十中八九、入ります。
いわばファンサービスですね。
一方のK-POPダンスは踊りの精度が高く、MVにショートストーリーが組み込まれています。
物語がある分、K-POPのMVの方が見ていて楽しいのは事実です。
その影響で、MVによっては応援しているメンバーがアップで映らないという短所もあります。
デジタル処理されたMVが煌(きら)びやか
白い床に宇宙を思わせるようなデジタルグラフィックの合成。
そこに加わる破線は曲のイメージに未来を連想させます。
東京駅に描かれたプロジェクションマッピングほど高度ではありません。
しかし、かなり高度なデジタル処理が施されています。
もし、まったく処理されていない映像を見たら、ワクワク感は半減するでしょう。
それぐらいコンピュータ加工に依存しているMVです。
反対に言えば、優れたデジタル処理を見るには最高のMVと言えます。
踊りや歌声だけでなく、映像技術も学べるMV。
二回目でも心ゆくまで楽しめます。