「Kiroro/生きてこそ」の歌詞が泣けると話題に…？！アニメ主題歌♪収録アルバムは？

まずは導入部分です。

自分を生んでくれた両親に問いかける冒頭になっています。

自分が生まれた日のことは自分には分かりません。

しかし、確実にその日は存在していて、それを知るには両親に聞くしかないのです。

晴れていたのか、雨だったのか、どんな風に迎えてくれたのか、大切な日だったはずなので覚えているのではないでしょうか。

その日をスタートにして、ゆっくり両親から多くのことを学びながら大人になっていきます。

それを成長と呼ぶのではないでしょうか。

その成長の過程で学んできた愛や甘え方、言葉も今生きているからこそ、それを活かしていくことができます。

そして、そのお手本があるからこそ自分の子どもへ伝え、広げ繋げていくことができるのです。

そして、また両親に自分が生まれた日のことを問いかけます。

今度は両親の気持ちがどうだったのかを聞いています。

きっと感動したはずで、きっと嬉しかったはず。

今まで受けた愛からそれは想像できるはずですが、あえて確認することで両親への感謝をより強めていきます。

またここでは「キセキ」に焦点が当たります。

「重ねて」とあるようにいくつもの奇跡が訪れていることが分かります。

それはこの時期にKiroroの2人が経験した「結婚」「出産」のことではないでしょうか。

今度は自分の番で、両親と同じ気持ちを共有できる立場になったことで、学んできたことを今度は自分の子どもへ受け渡す準備をしているかのような歌詞になっています。

そして、またサビが訪れます。

どんどん未来に繋がっていくイメージを「夢」に例え、受け取り、渡していく愛や学びの根源が遡ると何代にも繋がっていることを改めて実感している歌詞になっています。

そして、1番と2番のサビを合わせた歌詞で、その想いをさらに強めて締めくくられます。

いかがでしたか？

「生きてこそ」の歌詞は自分の子どもへ受け渡していくものの多さと大切さを、力強く温かく伝える歌詞になっていました。

それは自分が生まれる何代も前から脈々と受け継がれてきたもので、これからもどんどん広がっていきます。

人は生まれて死ぬまでにたくさんの人に出会い、たくさんの愛を学びます。

その温かさと奇跡を忘れないように、しっかりと心に刻んでいくような素敵な楽曲になっています。

改めて親に感謝を表したいという人や、これから子どもが生まれる人におすすめな「生きてこそ」、ぜひ聴いてみてください。