また、ここで言われている「エンディング」とは、おそらく人生の最後=死といえるでしょう。
彼が求めるものとは、穏やかなつつましい最後ではなく、刺激的な末路。
ありふれたものでなく、想像がつかないほどの特別な終焉を迎えたいのでしょう。
愛されたい、迷惑をかけたくない、安らかに家族に囲まれながら死にたい…。
人それぞれ理想の最期はあるかもしれません。
想像がつかないヤバイ最期を求めるのは、熱いミュージシャンの性ともいえるでしょう。
TAKUYA∞が燃やし尽くしたいものとは
熱いエネルギーを持つコロナが自分に潜んでいるとしたら…。
ミュージシャンとして、1人の人間として、強い自分の意志が最大に昇華されたエネルギーの塊がコロナといえます。
そんなエネルギーが自身の内部にあるとしたら、それを全て使い果たしたい。
冒頭の歌詞で、そのようなすべてを焼き尽くしたいという願望を持っていた彼。
短い人生の中で情熱的に自分らしく熱く生きていきたいというTAKUYA∞の思いが、コロナの正体から読み取れることができますね。
ライブでも度々熱いメッセージをファンに投げかける彼。
発信元の自分自身は、コロナの熱に包まれるほどの熱い人生を駆け抜けていくのでしょう。
映像で堪能しよう!
照明が太陽、その周りの暗い部分が広大な宇宙に見えませんか?
目まぐるしく変わる曲調は、まるで主人公の好奇心が次々と移り変わっていく様子をたとえているようです。
また、コロナの「熱」と「静」を対比したようなTAKUYA∞の歌い方にも注目です。
激しく熱いハイトーンから、夜の歌詞のシーンでは低く落ち着いた低音に変化します。
その後、コロナが動き出していく歌詞になると、高く綺麗な高音へと昇華していきます。
激しさの中に秘められた静と美しさがより、この曲に魅力を持たせています。
代表曲になったかもしれない「コロナ」
いかがだったでしょうか。
2009年にリリースされた「UVERworld」の4thアルバム「AwakEVE」に収録された「コロナ」。
当初は何と「機動戦士ガンダム00」のオープニングテーマ曲候補にもあがっていたようです。
実際はシングルが週間オリコンチャート1位を獲得した「儚くも永久のカナシ」が起用されました。
もしかしたら「コロナ」がウーバーの代表曲になっていたかもしれないということですね!
この記事によって「コロナ」について少しでも理解や共感を得ていただけると幸いでございます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!
あなたへのオススメ
オリコン1位の代表曲!
オリコン週間ランキング1位を獲得した曲、「儚くも永久のカナシ」。
この曲がつくられなかったら「コロナ」が「機動戦士ガンダム00」のテーマ曲だったかも…!
そういった意味では「コロナ」と深く関わりのある曲でございます。
圧倒的な完成度をご堪能ください。
UVERworld「儚くも永久のカナシ」が【機動戦士ガンダム】に!投稿動画を再生する♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
UVERworldの「儚くも永久のカナシ」は、2008年11月19日にUVERworldの12枚目のシングルとして発売されました。オリコン週間ランキング1位を獲得したこの曲は、「機動戦士ガンダム00」のテーマ曲としてもよく知られています。そんなこの曲を紹介します。