tacica【HALO】宇宙兄弟OP曲の歌詞の意味を解釈！性懲りもなく目指す夢…アナタにもある？

自分の夢は自分自身で叶えるしかない。

そんなメッセージが込められた歌詞です。

心の表面には、とりつくろって波風立てずに生きようとする自分がいるでしょう。

しかし裏側では、また「スランバー」が顔をのぞかせています。

「自分のやりたいことをすればいいじゃん」と主張する、まどろみの中にいる自我。

それが最後の行の歌詞で表現されているのではないでしょうか。

「自分らしさ」をつらぬくのは、とても勇気がいることです。

「血を流す」ほどの痛みに、途中であきらめてしまう人もいるでしょう。

しかし主人公は血を流してでも進むことを望んでいます。

夢を叶えたいなら、傷ついてもあきらめるな。

そう励ましているように思えます。

歌詞の前半にも登場した「希望」がこのパートにも出てきます。

3文目の歌詞から、主人公が夢を本気で叶えようとしていることが伝わってきますね。

ラストでは「体」と「心」の描写が再び登場します。

「体」は、雨に打たれているような苦しい「舞台」にいる。

ずっと雨に打たれ続けるのは、体力的にとてもつらいことでしょう。

しかし「心」は決して逃げ出してはいけない。

以前は「体」を追いかけていた「心」が、ここでは「体」をひっぱっていく立場になっています。

最後に主人公は「スランバー」に別れを告げています。

夜の中のまどろみ。ここでは、ただ夢を「夢物語」と思っていた自分を指しているのでしょう。

もう夢を夢で終わらせないために。

「性懲りも無く」夢を目指し、主人公はこれからも走り続けていくのです。

タイトルになっている「HALO」という英単語。

歌詞とのつながりを含め、タイトルの意味を改めて考えてみましょう。

「HALO」は英語で「後光」という意味があります。

歌詞の中にも、何度か光の描写が出てきましたね。

真っ先に思い出すのは、「光に似た希望」という歌詞。

「HALO」は「希望」、つまりあきらめきれない夢を指しているのでしょう。

「後光」という意味をふまえて歌詞を見ると、夢が自分の後ろから顔を出しているかのよう。

夢を追っているように見えて、夢は本当は自分の後ろからついてきているのではないか。

「HALO」を聴いていると、そんな考えが頭の中に浮かびます。

「性懲りもなく」夢を目指している姿が描かれたtacicaの「HALO」。

この曲を聴いていると、自分の中に眠っている夢に向き合いたくなります。

ぜひ幼い頃に抱いていた夢を思い出しながら、「HALO」を聴いてみてください！

テレビアニメ「宇宙兄弟」には、さまざまなアーティストが楽曲を提供しています。

たとえばRakeさんの「素晴らしき世界」。

優しいサウンドの中で奏でられる希望にあふれた歌詞が魅力的です。

詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください！

そして秦基博さんの「グッバイ・アイザック」。

タイトルの意味も含め、こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ読んでみてください！