九州男の甘く切ないラブソング『約束』ってどんな歌?
恋とか愛とか、別れとか。
甘く切ない歌詞に耳に傾けると、まるで自分がその世界にいるかのような、そんな気持ちになるから不思議なものです。
それって、きっと自分自身の経験や思い出が大きく関係しているのだと思いますが
それに輪をかけた様に、アーティストの歌声や歌詞が助長してくれているからなんですよね。
こんなにも人の心を動かすんだから、アーティストの才能ってすごいです。
さて、ここでは若者に絶大な人気を誇るアーティスト九州男の、『約束。。』という曲が一体どんな歌なのか
みていきたいと思います。
それでは、まずはPVを見てみましょう。
ドラマ仕立てのPVのストーリー
PVに出てくる二人の男性は?
PVをご覧頂きいかがでしたでしょうか? 胸を締め付けられるような切ないストーリーでしたね。
PVには二人の男性が登場してきますが、この男性が同一人物だということには皆さんすぐにお気づきになられたのではないかと思います。
二人の男性は、今の自分と過去の自分。
見ているだけで、このドラマ仕立ての内容に引き込まれてしまうようです。
ここからは、見る方によって、解釈の違いはあると思いますが、私自身が感じたこと、解釈したことを綴っていきたいと思います。
冒頭の部分。今の自分がPCの前で、思いの丈を原稿として、執筆作業として打ち込む。
小説家かなにかそういった職業として活躍をしているのでしょうか。
締め切りに追われている、そういった感じがします。
この男性がPCに打ち込む文字(執筆している文字)が、歌詞とリンクしている点は、よりこのストーリーの内容に引き込まれていく大きなポイントなのではないかと感じます。
曲ってただ耳で聞くというよりは、歌詞を目で追いながら聞いた方がより心に響くものですよね。
10年の歳月と約束
歌詞にもあるように、二人の間には10年の歳月が流れたようです。
タイトルにもなっている約束とは?
このPVを見ていると様々なことが想像できるかと思います。ここからはまた私の個人的な解釈になりますが
10年前にこの二人は、別れているようです。
恐らく別れの原因は、『好き』という気持ちはあったけれど、何らかの理由で別れなければならなかったのでしょう。
その何らかの理由というのは、こちらも推測にはなりますが、男性側の夢を追及する為だったのではないでしょうか。 その夢というのが、動画からもわかるように、小説家かなにかそういった類なのではないかと推測されます。
そして、10年前に交わした二人の約束は?
きっと、夢を追う為に。
お互いの今の為に一旦別れよう。
でも、10年後お互いにまだ気持ちがあるなら、またこの場所で会おう。
そういった約束なのだと思います。
そして10年後
10年の歳月が流れ。
この男性は、きっと心の中にずっと彼女のことがあったのでしょう。
ずっと彼女を想い続けていたということです。
約束のその場所へと向かうにつれ、懐かしい景色が蘇り会いたい気持ちが加速して、思わず走り出すとういう様子が巧妙に描かれています。
懐かしいその景色を見ながら、彼女の元へ向かう。もう完全に10年前に戻っているといった感じではないのでしょうか。
期待と不安を胸に。
彼女はきっと来てくれているという期待はしたいけど、もしそうじゃなかった時のことを思うと、怖いからあまり期待せずに行こうといった感じなのでしょうか。
そして。
約束の場所へ行くと。
彼女はいませんでした。
あぁ、やっぱりかぁ~と落ち込む様子を、このPVの男性は肩で表現していますね。
台詞もないのにこれだけ表現できるこの男性の演技力にも脱帽です。
落ち込んだ矢先のことでした、後ろから驚かすようにポンと彼女が現れたのです。
10年ぶりの再会(約束)を果たしたのです。
そしてその結末は?
10年ぶりの再会。
約束を果たした二人ではありましたが、再会し二人歩みを揃えて進み始めた矢先
二人の足跡が波にさらわれて消えるシーンで、このPVは終わります。
これには一体どういった意味がこめられているのでしょうか?
こちらもまた、推測になることを前置きさせて頂きたいと思いますが
再び結ばれた二人は、きっとまた別れを迎えることになるのでしょう。
しかも今回はもう約束をすることも叶わないような別れ。
恐らく、永遠の別れ。
つまり、彼女がなんらかの理由で亡くなってしまったことが、この動画から推測されます。
歌詞の意味を解説
微妙な言い回しの違いに注目
続いて、この曲の歌詞について見ていきたいと思います。
PVのストーリーから解釈がかなり先行してしまいましたが、歌詞を抜粋して見ていきたいと思います。