メジャーデビューを果たした舟津真翔は高校2年生!その行動力に驚かされる
2018年11月4日、高校2年生のシンガーソングライター、舟津真翔がシングル「Dreamer」でメジャーデビューを果たしました。
その若さにしてメジャーデビューというのも凄いのですが、まず驚かされるのは彼の行動力。
彼は自身の夢を叶えるため、高校1年生の4月に島根から単身上京してきたのです。
高校1年生の4月と言うと、中学校を卒業して間もない頃。ほとんど中学生と変わりません。
親元を離れて一人で生活するというのは、新社会人を迎える大人でも不安を覚えたりするもの。
それでも彼は見知らぬ土地で一人で生活をしながら、音楽活動にも懸命に勤しんだのです。
これは一重に彼の歌に対する想いの強さが成し遂げさせたものでしょう。
上京して約1年半でデビューを決めてしまったのも、何よりその想いの強さがあったからこそでしょうね。
彼はどんな人なのかを動画から垣間見る
メジャーデビューに際してYoutube上にライブの舞台裏を紹介する動画もアップされていました。
スタッフとやり取りをする舟津はやはり普通の高校生。
どこかあどけない様子と、その謙虚さが応援したい気持ちを高まらせます。
新たなスタートを切った彼はまさに「Dreamer」
さて、ここからが本題。
今回注目していくのはもちろんデビュー曲の「Dreamer」。
メジャーデビューしたばかりの彼はまさに夢追い人。読んで字のごとく「Dreamer」です。
今後の目標にしても5大ドームやスタジアム、日本武道館でライブを出来るようになりたいと、日本を代表するアーティストを目指す意気込みを見せています。
そんな彼の新たなスタートに相応しいタイトルが付けられたこの曲。
一体どんな想いが込められているのでしょうか?
楽曲をレビュー
そっと寄り添うような歌い出し
楽曲にとってサビと同じぐらい重要になってくる箇所は、きっと歌い出しではないでしょうか。
Aメロはどちらかというと朗らかな印象なのですが、そんな中でも歌い出しだけは雰囲気を変えてそっと寄り添うように歌う舟津。
優しい歌声がスッと耳に馴染み、その後の朗々とした部分へも自然に運んでくれるようなイメージです。
サビから感じる想いの強さに身震いさせられる
そこからどこか葛藤を湛えたようなメロディのBメロを経てサビへ。
サビに入るとそれまでとは一変する空気感。
流れるようなストリングスが彩る凛としたイメージのサウンドに乗せて、力強い歌声が響きます。
メロディもアレンジももちろん秀逸なのですが、この身震いがするような感覚はそれだけではないでしょう。
彼の歌にはやはり歌への想いの強さが滲み出ているように感じました。
終盤の静かになるサビから、転調してキーを上げたサビへの流れも胸に迫るものがあります。
若者四人の人生を描いたMV
楽曲ももちろん良いのですが、MVの中の物語もまた味わい深いものになっていました。
描かれるのはギター片手に歌う舟津と、夢を追い掛ける四人の若者たち。
冒頭部分、五人の表情が入れ替わっていく描写に「それぞれの人生がある」という無言のメッセージを感じさせられます。
ある若者はボクサーを目指していたり、また別の若者は美容師として、レストランの店員として懸命に働いていたり。
その姿からそれぞれが好きなことに邁進していることが伝わってきます。