「夕陽1/3/欅坂46」を歌う『てちねるゆいちゃんず』とは？！神曲と話題の歌詞に迫る！アルバム収録♪

まず「欅坂46」の読み方、わかりますでしょうか？

別グループの「けやき坂46」と同じ読み方をするのですが、両者は「漢字欅」と「ひらがなけやき」として区別されています。

今回は「漢字欅」のほうの楽曲を扱いますので注意しましょう。

このあたりは、アイドルグループに詳しい方であればすんなり入ってくるでしょうね。

しかしアイドル知識がまったくゼロの地点から聴く方は混乱するだけなので、こまかいアイドル相関図はスルーしましょう。

初心者の方はまずグループのざっくりとした特徴からおさえていきましょう。

欅坂46の大きな特徴は、「笑わないアイドル」であることです。

従来のアイドルグループは、「汗と涙の一生懸命！」を持ち味としていました。若い子たちが頑張る姿に自分を重ね合わせて熱烈応援しちゃう、そんなお父さん世代の方の姿を思い浮かべてみてください。

しかし欅坂46にとっては、努力することなんか当たり前のこと。苦労を顔に出す必要なんかないし、涙なんてもってのほかです。

このグループイメージを決めたのは、後述しますユニット「てちねるゆいちゃんず」の平手友梨奈ちゃん。

欅坂46のファーストシングル、「サイレントマジョリティー」でセンターをつとめたのが彼女です。

ゴシックホラーを思わせる蒼白の肌に、ちらとも笑みを浮かべない中性的な美貌。そしてセンターで目立つきりりとエッジの効いた動き。

これにより、欅坂46の特徴が「笑わないアイドル」となったのです。

そんな品格のあるお嬢様グループとして認識されているわけですが、その分ストレートにメッセージを伝えてくれるのも事実。

余計な努力論をそぎ落としているわけですから、その分より本質に近づいて歌い上げることができますよね。

チラッと上述したとおり、「笑わないアイドル」の欅坂46からできたユニットが「てちねるゆいちゃんず」です。

「てち」は先ほどセンターうんぬんの話で出てきた平手友梨奈ちゃんのことで、「ねる」は長濱ねるちゃん、そして「ゆいちゃんず」は欅坂46からできた別のユニット名です。

つまり、欅坂46からできたユニット「ゆいちゃんず」に「てち」と「ねる」が加わったのが、「てちねるゆいちゃんず」ということです。

なーんや、なんかややこしそうやったけどそのまんまやん！

しかしこんな可愛らしいユニットでも、欅坂46のイメージと同じような現実の世界のやるせなさやニヒリズムを感じることができるのがまた良いですねえ。

それでは今回の本題へまいりましょう。ご紹介するのはてちねるゆいちゃんずの「夕陽1/3」という楽曲です。

公式動画はありませんので、CDやデジタルミュージックをゲットしてお聴きくださいませ。

「夕陽1/3」は、欅坂46の3rdシングル「二人セゾン」の通常版に収録されています。

アルバムとしては1thの「真っ白なものは汚したくなる」に収録。てちねるゆいちゃんずの楽曲ではあるものの、欅坂46としてひとくくりにされていることに注意しましょう。

それでは「夕陽1/3」の歌詞の内容を一部ご覧いただきましょう。

さすが「笑わないアイドル」出身のユニットです。歌詞が非常に大人びています。

「最後のチャイム」というのは、つまりは最後の授業のチャイム、あるいは今日最後に鳴るチャイムのことでしょう。