壮大なるラブ・バラード「This Love」

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2006年5月にリリースされた「This Love」は、アンジェラ・アキの4枚目のシングルです。同曲はTBS系アニメ「BLOOD+(ブラッドプラス)」のエンディングテーマに起用されました。

さらに香港映画『インファナル・アフェア』の監督、アンドリュー・ラウが撮った韓国映画『デイジー』(2006)の日本版イメージソングにも起用されました。

キャッチコピーは「あなたは、愛のちからを信じますか?」

「This Love」の初動売り上げは2.3万枚累計6.3万枚を売り上げました。同シングル収録曲は以下の通りです。

  1. This Love(作詞・作曲アンジェラ・アキ 編曲:アンジェラ・アキ/松岡モトキ)
  2. 自由の足跡(作詞・作曲:アンジェラ・アキ 編曲:松岡モトキ/アンジェラ・アキ)
  3. KISS FROM A ROSE(作詞・作曲:Samuel Sealhenri、日本語詞:アンジェラ・アキ、編曲:松岡モトキ / アンジェラ・アキ)

3曲目の「KISS FROM A ROSE」映画『バッドマン・フォーエバー』(1995)のエンディングテーマに起用されたSEALの曲をカヴァーしたものです。

ピアノ弾き語りの女王アンジェラ・アキとは

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アンジェラ・アキ1977年生まれの40歳(2017年現在)。日本人の父イタリア系アメリカ人の母を持つハーフで、子供のころは父の故郷・徳島県で過ごしました。

中学の頃、両親と一緒にハワイに移住しアメリカの大学に進学しました。

その頃、サラ・マクラクランというアーティストのライブに感銘を受け、自分も音楽家になると決意。以降、本格的な音楽活動を始めました。

ちなみにアンジェラ・アキのお父さん・安藝清氏は英会話スクール「イーオン」の創設者で現在は株式会社イーオンホールディングスの代表取締役社長です。アンジェラ・アキ、お嬢様だったんですね。

昼はオフィス、夜はライブハウス

大学卒業後、アメリカで就職したアンジェラですが、昼はオフィスで働き夜はライブハウスで歌うという生活を続けていました。

歌手としてなかなか芽が出ず思い悩んでいたとき、当時の上司から「音楽に賭けてみては?」とのアドバイスを受けたそうです。

それを機に、会社を辞めアルバイトをしながらデモテープをつくったり、ライブハウスで歌うなど精力的に音楽活動を始めました。

自作の曲が日本のCMソングに起用されたことをきっかけに、日本に帰国したアンジェラ。

しかしとんとん拍子とはいかず、そこからもしばらく下積み生活が続きました。

「HOME」で念願のメジャーデビュー

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地道な下積み生活を経て、2006年シングル「HOME」でメジャーデビューを果たしたアンジェラ・アキ。

人気RPG「FINAL FANTASY Ⅶ」の挿入歌「Kiss Me Good-Bye」を含む16曲を収録したオリジナルアルバム「HOME」(2006)は累計60万枚を超える大ヒットとなりました。

情熱的なアンジェラ・アキの「This Love」を動画で見てみよう

アンジェラ・アキといえばメガネピアノの弾き語り。「This Love」のMVもシンプルなのにアンジェラの熱い歌声が聴く者(見る者)のハートに突き刺さります。

歌詞から紐解く「This Love」

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ここからは壮大なラブ・バラード「This Love」の歌詞から同曲の真意を紐解いてみましょう。