船内のロケ

STU48【出航】MV考察!マリンルックで出航?船上劇場STU48号で自撮りするメンバーがカワイイ!の画像

MVの後半に工事中の劇場スペースでのダンスシーンが登場。

劇場の広さがよく分かります。

続いて最上階の露天デッキでダンスするメンバーをドローンで撮影。

MVの終わりでは夕日のシーンが映し出されており、おそらく一日の撮影だったのでしょう。

予想もできぬ不運もあるけれど
何があったって諦めたりはしないよ
僕らは水夫だ 信じる者たち(挑戦者だ)
失敗繰り返して 経験値にしよう(いつか)
夢を見る条件は海が好きなこと(わかるだろう?)
陽が昇っても沈んでも 永遠にここにいたいよ

僕らは水夫だ 夢見る者たち(冒険者だ)
大切なその願いに力を合わせよう(みんなで)
コンパスの針なんかに縛られることなく(どこへでも)
自分が信じる方向 自由に舵を切るんだ

出典: 出航/作詞:秋元康 作曲:小野貴光

こうして船上劇場が形になるまでの経緯を振り返ると、この歌詞は感慨深い。

メンバー未来に向けた希望とリンクするようです。

劇場が建物ではなく、船というのもインパクトがあり、お気に入りのメンバーだけでなく箱推ししたくなるMVでした。

STU48号はどんな船

船の年齢は21歳

STU48【出航】MV考察!マリンルックで出航?船上劇場STU48号で自撮りするメンバーがカワイイ!の画像

気になるSTU48号ですが。

すでに完成したとニュースでも流れています。

そこで、STU48号の情報をまとめてみました。

この船は1997年10月に今治の造船所で竣工。

初めは沖縄本島の運天と伊是名島を結ぶ旅客フェリーでした。

最初の船名は村の名前にちなんで「ニューいぜな」。

今帰仁村の運天港と伊是名島の沖田港を約一時間で結び、毎日2便(1月1・2日は1便運航。5月下旬から6月上旬は、検査のため代船による1便運航)しています。横揺防止装置を備え、スピード感あふれる快適な船旅が楽しめます。

2015年9月に引退後、2016年4月に博多から壱岐・対馬を結ぶ定期便のカーフェリーになります。

この時の船名が「みかさ」。

フェリーみかさ 船 名 フェリーみかさ 全 長 66.00m(O.A) 総トン数 616.0(GT) 全 幅 (MDL) 主 機 2.000kw×2set 深 さ 3.25m(DRAFT) 旅客定員数 12人 推進装置 4翼 FPP × 2set 船 級 JG 減揺装置 搭載車輌数 12m換算=9台 8m換算=13台 5m換算=42台

そして2018年4月にSTU48の専用劇場船に決定。

STU48号の運航は「みかさ」時代と同じ「壱岐・対馬フェリー」が行います。

竣工から計算すると、STU48号の年齢は船齢21年。

船の寿命は補修して30年といいわれるので、いい歳です。

船上劇場が最後の御奉公になると思われます。

いまわかること

2019年2月17日に改造が終わったSTU48号の映像をご覧ください。

ドックからタグボートで曳き出されて海上を一回り。

船の細部がよく分かるので、いろんな情報が読み取れます。

船首と船尾の舷側に船名の「STU号48号」が。

船尾にある船名の後ろには母港を示す「広島 HIIOSHIMAの文字も見えます。

広島市の宇品にある広島港が母港ということ。

ようこそ

そして船首寄りにあるUW2。

これは本来、上にある画像の様にマストにカラフルな信号旗として掲げるもの。

世界共通の国際信号旗として使われており、「ようこそ」という意味。

UW2を意味する3つの旗を組み合わせます。

たとえば2隻の船が行きかう時に、航海の安全を祈るを意味するUWを掲げる。

相手の船は感謝の意味でUW1を掲げて返します。

劇場がオープンしたらUW2を見逃さないでください。

船体の塗装はMVでメンバーが着ていた衣装と同じ白とマリンブルーのストライプ。

フェリー時代の客室部分を撤去して劇場用のパーツに取り換える大工事でした。

その様子がこちら。