『グッバイ・アイザック』の前向きな歌詞に注目！秦基博の「宇宙兄弟」EDテーマ！

それでは「グッバイ・アイザック」の歌詞を見ていきましょう。

まずは導入部分です。

日々の生活で磨り減っていく心と身体を「転がる石」に例えています。

それを仕方のないことと捉えるのか、転がされずに自分から道を選んでいくのか、いつも私たちは試されているのではないでしょうか。

ここで「引力」という宇宙を連想させるフレーズが出てきます。

また「グッバイ・アイザック」という印象的なタイトルがここに絡んできます。

「アイザック」は万有引力を発見したアイザック・ニュートンを表していると考えられます。

そこに「グッバイ」を掛け合わせることで、引力からの開放がイメージできます。

つまり宇宙へ旅立っていくことをこの言葉で表現しているのです。

ここで「引力」というフレーズが出てきたことで、よりそのタイトルの信憑性や意味を強めてくれるのではないでしょうか。

そして、引き止めるものから開放されて自由に走り出していこうという前向きな想いを強く感じ取ることができます。

そして、サビが訪れます。

とにかく前向きな言葉が並んだサビになっています。

一歩を踏み指す勇気、挑戦する勇気を持って、今の自分を超えていこうという気持ちをまっすぐな言葉で表現しています。

しかし、そう簡単に理想の自分に近づくことはできません。

とはいえ、努力しているからこそ上手くいかない自分にもどかしさを覚えるのであって、何もしていなければ何も起こりません。

努力することがまずは大事だということを2番の導入部分では伝えています。

人間誰しも甘えは持っていて、楽な方に逃げたくなるものです。

しかし、そんな時こそ踏ん張り時で、そこを乗り切れるかで明暗は分かれます。

人生は一度きりですし、自分を奮い立たせて進んでいこうと背中を押してくれる歌詞になっています。

そして、2番のサビです。

自分が積み上げてきたものは、確実に今の自分を形作っています。

それを信じることで、大きな一歩を踏み出すことができるのではないでしょうか。

今まで経験してきたことは何がどの場面で役立つかは、その時になってみないと分からないものです。

その全てが自分の武器となって、苦しい時もつらい時も乗り越えていくことができるので、恐れずに進んでいこうと、ここでも前向きな歌詞になっています。

何事もやってみないと分からないものです。

しかし、信じる気持ちがなければ何事も成しえることはできないのではないでしょうか。

そして、最後のサビです。

自分の描く理想像は大きいに越したことはありません。

そのイメージが大きければ大きいほど、そこに到達した時の達成感は計り知れないはずです。

たとえ奇跡だって信じて味方に付けて、大きな一歩を踏み出そうという歌詞で締めくくられていきます。

いかがでしたか？

「グッバイ・アイザック」は前向きなフレーズがとにかくたくさん並んでいて、聴いていると自然と前向きな気持ちになって何でも乗り越えていけそうな気分になる歌詞になっていました。

これは「宇宙兄弟」での兄 六太が諦めていた宇宙飛行士の夢へ挑戦する姿にも重なってきますね。

挫けそうな時や負けそうな時は、ぜひ「グッバイ・アイザック」を聴いてみてください。

きっと現状を打破するような一歩が踏み出せるはずです。