ももちひろこ「and I…」とは?
「and I...」は2010年12月8日に福岡限定で発売されたももちひろこのプレデビューシングルに収録された楽曲です。
この音源は現在Amazonなどでデジタルミュージックとして購入可能ですが、限定発売の際には500枚が一週間で売り切れました。
もはや伝説のCDですね。
そんな「and I...」は2014年4月30日に発売されたメジャー3作目のシングル「瞳のシャッター」で再録されることとなります。
こちらはアコースティックバージョンで、YouTubeでMVも公開。
今回はこの2014年に再録されたバージョンにスポットを当て、紹介していきたいと思います。
まずはMVをチェックしていきましょう!
文字はももちひろこ直筆?!歌詞が心に染みる「and I…」のMVを公開!
柔らかな色鉛筆で描かれたシャボン玉や星などの模様も可愛らしいMV。
そして、何と言っても手書きの文字が歌詞の意味やアコースティックで歌い上げられた本作の温かみを際立てていますよね。
実はこのMVはももちひろこさんの直筆なんです。
ご本人の直筆と言われるとさらに特別感が増しますね。
MVを一度見ていただければこの曲の歌詞の良さは十分にわかっていただけると思うのですが、今回はさらに丁寧に歌詞を解釈していきますよ。
ももちひろこ「and I…」の歌詞を解釈!
幾度となく悲しみから救ってくれた「きみ」の手に、何が返せるのだろう?
そのあたたかい手は 優しさであふれてて
そっと触れるだけで心の悲しみも消えていく
いつもうまく言えないから 今少しだけでもいい
聞いてほしいの
出典: and I.../作詞:ももちひろこ 作曲:ももちひろこ
自分を幾度となく悲しみから救ってくれた大切な人、みなさんにはいるでしょうか。
そんな大切な人魔法のようなの手を思い浮かべながら、優しさをいつも受け取っていながら、なかなかいつも感謝の想いなどを伝えられていない自分を振り返っているのがこの部分の歌詞です。
つまり、日頃伝えきれていないとても大切なことを伝えるためにこの歌を歌うということですね。
ここからどんな歌詞が始まるのか、思わず聴きたくなってしまう冒頭ですね。
続きの歌詞も見ていきましょう。
数え切れないほどの「ごめん」と「ありがとう」と「あいしてる」を
わがままばっかりでごめん 優しくできなくてごめん
ガマンをさせてるよねごめん うまく言えないなごめん
ただ伝えたい言葉は星の数の「ごめん」と
心からの「ありがとう」そして「あいしてる」
出典: and I.../作詞:ももちひろこ 作曲:ももちひろこ
本当はわがままなんて言いたくないし、我慢なんてさせたくないし、何より、誰より、優しくしたい。
それなのに、なかなかそうも行かなくて、それなのに、いつも伝えたい「ごめん」をうまく伝えることもできていなくてm謝りだすときりがないのを星の数に例えているのがこの部分の歌詞です。
しかし、「ごめん」と同じ分だけ心からの感謝と愛も伝えたい。
どれも普段常に伝え続けるのは難しいことかもしれませんね。
だからこそこうして改まって想いを伝えている歌詞なのですが...いざ伝えようとすると「ごめん」がまず最初たくさん出てくるところに共感してしまいますね。
しかし、そんな風にうまくいくことばかりではないからこそ、人はだれかと共にあることに意味があるのかもしれません。
続きの歌詞も見ていきましょう。
傷つけてしまった夜もあったからこそ...
ケンカしたあの夜 素直になれなかった
わざと傷つけるような言葉 選んで困らせたね
きみのこと大切にしたいのにダメだよね
上手にできなくて
出典: and I.../作詞:ももちひろこ 作曲:ももちひろこ
一緒にいる時間が長くなると、相手の様々なことがわかるようになっていきますよね。
相手の喜ぶことはもちろん何を言えば傷つけてしまうのかも。
そして、愛する人であるがゆえに、信じている部分や期待している部分も大きいからこそ、喧嘩になると激しく想いをぶつけてしまうもの。
そんな喧嘩したある夜のことを回想するのがこの部分の歌詞です。
誰よりも大切にしたいのに、わざと傷つけて困らせてしまったこと。
しかし、誰にだって失敗はあり、そんな日があって、後悔したからこそ、より大切にしたいという思いが深まったのでしょう。