6人の「Share」と4人の「Share」
3つの「Share」、その大きな違い
「Share」は、次の3つに収録されています。
1.2009年4月29日にリリースされたNEWS11番目のシングル「恋のABO」の通常盤に収められています。
2008年12月31日に開かれた「NEWS WINTER PARTY DIAMOND in TOKYO DOME 」のライブの模様を収録したものです。
3.さらに、2013年1月にDVDが、同年5月にBD(ブルーレイディスク)が発売された「NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜」のDisc1の32曲目にも収録されています。
NEWSが6人だったとき…
ただ、この1番目と2番目の2つと、3番目は、同じ「Share」でも大きな違いがあります。
それは、前者2つが、NEWS6人で歌っているのに、後者は4人で歌っています。
そこには、NEWSというグループに宿命づけられた歴史がからんでいます。そして、この「Share」というNEWSのメンバーが作詞・作曲した曲には、その宿命が歌われているとも言われています。
NEWSの歴史
9人→8人→6人へ
ここで「Share」の歌詞とその曲へのメンバーやファンの思いを理解するためにも、ジャニーズのグループの1つであるNEWSの数奇な歴史をあらためて見てみましょう。
2003年9月に結成されたNEWS。
結成当初は9人、それから3か月後にはやくも森内貴寛が脱退しました。メンバーは8人となりました。
そして、2006年にはある事により内博貴ばかりでなく草野博紀までが、活動休止そして脱退となりました。これで一気に6人・・・。
9人いたNEWSがついに4人に・・・
それで落ち着いたかに見えたNEWSですが、2011年には山下智久と錦戸亮がともにメンバーから抜けました。
山下はソロ活動を充実させるために、そして錦戸は関ジャニ∞に専念するためでした。
山下智久は結成以来、NEWSのリーダーを務めてきており、錦戸亮も目立つ存在でした。その2人が抜けたのは、残った4人にとってかなりの痛手であったことが想像されます。
また、抜けて行った2人も、脱退前は、迷いもあったでしょうし、抜けるためには強い決意も必要であったでしょう。
それら6人から4人になる前のNEWS6人の心情が「Share」の歌詞には歌われていると言われているのです。