「想い feat.YU-A」ってどんな曲?
アルバム収録のみでシングル化されていない曲
童子-Tは、他のアーティストをフィーチャリングした曲が多くあり、「想い feat.YU-A」もその中の1曲です。
・4 ever(2009年発売)
・10th ANNIVERSARY BEST(2011年発売)
・12 Love Stories 2(2011年発売)
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/童子-T
「想い feat.YU-A」は、気持ちがすれ違ってしまい別れてしまった恋人同士の辛い想いを歌っています。
別れたけれど、お互いに相手を好きな想いは消えない。
苦しいからその想いを断ち切りたくて離れてみたけど、その想いはいっこうに消えない。
この曲は、そんな別れの辛さを歌った切ないバラードです。
feat.YU-Aの意味
童子-TもYU-Aも知らない人がこの曲を聴いたら、ボーカルが童子-TでラップがYU-Aだと思うかも知れません。
私がそう思いました。
メインで歌っているのが女性だからです。
メインボーカルの主役アーティストにラップでコラボしていると考えたのです。
でも、違っていました。逆でした。
「feat.〇〇」の意味が分かっていなかったからです。
この「feat.〇〇」というのは、コラボとは違い「客演」という意味です。
ゲストなので「〇〇が主役」ということになります。
童子-Tの曲だけどYU-Aが主役なんですね。
フィーチャリング (featuring) は、特定の人物・事柄などを特色として際立たせること。フィーチャー。
日本語では「特集」を意味し、音楽界では「客演」の意味で使われる。
音楽においてはメインのミュージシャンのほかにゲスト参加する者や、そのことを指す。コラボレーションとは異なる。
他アーティストのアルバムや作品に参加する場合、フィーチャリングという形を取ることが多い。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/フィーチャリング
また、「feat.〇〇」の場合メロディ担当とラップ担当のように役割分担が決まっています。
この曲でもYU-Aがメロディを歌い、童子-Tがラップを担当しています。
こんな時に聴いてください。
この歌詞と同じような別れを経験することがあるかと思いますが、そんな時にこの曲を聴いてみてください。
この歌詞にあなたと恋人を重ね合わせると一段とこの曲が胸に沁みてきます。泣けてきます。
一緒に泣いてしまうのもアリですね。
それでは、悲しい別れの曲の世界に入っていきましょう。
YU-Aボーカルパート
何故別れたんだろ?から始まる切ないフレーズ
私達なんで出会ったの? ねぇなんで別れちゃったの?
あんなに泣いて笑って 同じ時を過ごしてたのにね
あの日々にウソはないよね? あの想い出は消えないよね?
あなたの事 本当に大切だった 忘れない サヨナラこの想い
出典: 想い feat.YU-A /作詞:童子-T・YU-A 作曲:童子-T・Shingo.S
長い年月を一緒に過ごしていると、隣にその人が居ることが当たり前になってしまいます。
最初は相手のことを第一に考えていたのに、慣れてくると自分の都合に相手を合わせようとすることもあります。
そして少しずつ2人の気持ちがすれ違い始め、気付いた時には修復できない溝になってしまうことがあります。
この曲の2人もそんな別れだったのかな?と思います。
別れてしまったものの、まだお互いに相手を想い合っているようです。
それに、何が原因か分からないと言っていますから。
別れてから気付く
毎日一緒に暮らしていると口うるさい親も、離れて一人で暮らしてみると、その偉大さに気付かされます。
同じように、いつも一緒いるのに気付かなかった彼の存在の大きさや大切さを別れて初めて気付くのです。
そして、幸せだった頃を思い出してまた元に戻りたいと思ってしまうのでしょう。
彼のことばかりを考えてしまう。そんな自分に「サヨナラ」と別れを告げて彼から離れたのです。
そうしないと前に進めないからですね。