6ヶ月連続リリースプロジェクトの第4弾の楽曲

Da-iCE【CITRUS】歌詞の意味を解釈!ホンモノの強さとは?どう変わらずにいたいのかを深読みの画像

Da-iCEは2020年に6ヶ月連続リリースすることを発表しました。

そして、この「CITRUS」は第4弾のリリース作品です。

また、このプロジェクトは「五感を音楽で体感する」というコンセプトのもとで行われています。

今までリリースされてきた作品は「視覚」、「聴覚」、「触覚」をテーマにされています。

そして今回の「CITRUS」は「嗅覚」がテーマとなっており、Da-iCEとしては史上初のロックバラード楽曲です。

このような常に新たなチャレンジをしていくのもDa-iCEの魅力の一つでしょう。

頭文字にある仕掛けが

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この6ヶ月連続リリースプロジェクトにはある仕掛けが隠されています。

そのある仕掛けとは作品名に隠されています。

1枚目のシングルは「DREAMIN' ON」

2枚目のシングルは「amp」

3枚目のシングルは「image」

4枚目のシングルは「CITRUS」

5枚目のシングルは「EASY TASTY」

となっています。

これらの作品名の頭文字をつなげるとDaiCEとなります。

さらに6ヶ月連続リリースのラストを飾るアルバムは「SIX」です。

6といえばサイコロの面の数です。

そしてDa-iCEは5人組グループですが、そこにファンもあわせて6になるというグループ名の由来もあります。

6ヶ月連続リリースするだけでもすごいことです。

さらにこんな仕掛けを作るDa-iCEの音楽への向き合い方に感動したファンの方も多いのではないでしょうか。

シトラスとは?

では今回解釈をするシトラスとは一体何でしょうか。

シトラスとは「柑橘類の植物」のことをいいます。

柑橘類といえばオレンジやグレープフルーツなどが代表的です。

よく芳香剤などでシトラスの香りと書かれた商品を見た人もいるのではないでしょうか。

シトラスの香りには気分を前向きにする効果もあるといわれています。

「CITRUS」もバラードではありますが、聴いた後に前向きにさせてくれる力強さも感じる曲になっています。

CITRUSはドラマ「極道主夫」の主題歌

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「CITRUS」はドラマ「極道主夫」の主題歌を務め話題になりました。

「極道主夫」はもともとは漫画が原作で2021年の春にはアニメ化されるなど人気の作品です。

伝説のヤクザといわれていた主人公が極道から足を洗い、主夫として生きていく様子を描いた作品です。

ドラマや漫画などを見てみるとよりこの曲を楽しめるのではないでしょうか。

そして今回の歌詞の解釈も極道から足を洗い、主夫として生きていくというストーリーをもとにしていきたいと思います。

1番 己を信じる道へ

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それでは1番の歌詞の解釈をしていきます。

1番で書かれているのは己を信じるということです。

それでは見ていきましょう。

大きく変わった自分

熱を奪っていく
路地裏の香りが
昨日までの僕
忘れさせたんだ

出典: CITRUS/作詞:工藤大輝・花村想太 作曲:Kaz Kuwamura・中山翔吾

まず最初のフレーズです。

昨日までの主人公と今日の主人公が大きく変わったことを書いているようです。

ここでは昨日までヤクザだった主人公と主夫になった主人公という解釈で進めていきます。

熱というのはすぐに喧嘩をしてしまうような短気な主人公の様子ではないでしょうか。

しかし主夫になった今はその熱が奪われて冷静になっている様子が書かれています。

そしてその熱を奪ったのは路地裏の香りでした。

路地裏というと怪しい裏社会などのイメージがあります。

しかし今回は晩ごはんなどの良い香りが漂ったのではないでしょうか。

その香りで主人公は自分が主夫になったことを思い出してヤクザだった自分を忘れたのだと思います。

大切な幸せ