上手く笑えてる
あの日の僕らよりも
悩み方すら忘れた
誇らしい愛情
出典: CITRUS/作詞:工藤大輝・花村想太 作曲:Kaz Kuwamura・中山翔吾
ヤクザの世界は上下関係がはっきりとしています。
いくら伝説のヤクザと呼ばれるほどの主人公でも愛想笑いをすることもあったのでしょう。
大人になればなるほど上手くなる愛想笑い。
しかし主人公は極道から足を洗うことを決めました。
覚悟を決めれば悩むこともありません。
そんな自分の表情にさせてくれた愛情を誇らしく思っています。
対等な関係を
そぞろに鼻を利かせては
誰かに怯えて生きるより
上も下も無い世界で
包み込んで
出典: CITRUS/作詞:工藤大輝・花村想太 作曲:Kaz Kuwamura・中山翔吾
先程も書いたとおり、上下関係の激しいヤクザの世界。
自分より下の人間には大きな態度を取り、上の人間には怯えて愛想笑いをするような生活でした。
主人公はそんな生活から抜け出したかったのでしょう。
そして大切な人と出会い、すべてを包み込めるような対等な関係を築きたいと思っているようです。
先手を取れ!
もどかしく燻る滑走路
身動き取れずに
後手後手にまわり沈むのなら
空へカケろ
出典: CITRUS/作詞:工藤大輝・花村想太 作曲:Kaz Kuwamura・中山翔吾
2番のサビ部分です。
滑走路とは自分の恋心を表しているのでしょうか。
一目惚れをしたまま何もできずに歯がゆい気持ちのまま終わってしまうと思ったのでしょう。
そんな終わり方をするくらいなら沈んでしまう前に覚悟を決めてしまえと自分を鼓舞しているような歌詞です。
変わらないままで
優しさが 溢れないようにずっと
何が起きようと変わらないままで
出典: CITRUS/作詞:工藤大輝・花村想太 作曲:Kaz Kuwamura・中山翔吾
優しさが溢れるというのはどちらかが一方的に尽くしている状態のことだと思います。
1番のサビ部分にそれぞれの未来という歌詞があったように主人公は丁度いい関係を望んでいます。
ラブソングではふたりが一緒の未来を描いていくというようなフレーズが多いです。
しかしこの曲ではお互いがそれぞれの未来を描いていくというニュアンスで書かれているようです。
そしてこの先どんなことが起こってもふたりの関係は変わらずにいるという覚悟も書かれています。
曲の全体から男らしさを感じる歌詞になっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
さすがは伝説のヤクザと呼ばれるだけあって、歌詞も相当な男らしさを感じることができます。
シトラスの香りは主人公にとって大切な人がつけていた香水だったのではないでしょうか。
そしてホンモノの強さとは大切な人を守ることだということもわかっていただければと思います。
ドラマを見ながら聞くとよりこの曲を楽しめるかもしれませんね。
これからもDa-iCEの活躍に注目です。
CITRUSがThe First Takeでも聴ける!
「CITRUS」がThe First Takeで歌われました。
一発取りとは思えないほどのクオリティーになっています。
ピアノでのアレンジが上品さを与えており原曲とはまた違った「CITRUS」が楽しめます。
こちらもぜひチェックしてみてください。