今もまだにじむ空に
あなたとの日々が煌めいてる
泣いてごめんね ほらもうすぐ
出逢った頃と同じ季節
もうそろそろ行かなくちゃ
描(か)きかけていた絵が 好きだから
泣いてないで 坂を登って
ただ、らしく 歩こう
さよならをありがとう。
出典: じゃあね。/作詞:白石麻衣 作曲:浦島健太,H.Shing
最後のサビになります。
8年という歴史を振り返ると、白石麻衣さんも涙なしで別れることはできません。
しかし、乃木坂46を離れても人生の坂道はまだまだ続いて行きます。
「女優」という新たな夢に向かって前向きに進んでいこうという気持ちが読み取れる詞です。
最後には、別れを惜しむ場所があることに感謝をしています。
出会いがあったからこその別れなのです。
最後まで感謝の気持ちを綴るところが、白石麻衣さんらしい優しさだと感じます。
「あなた」についての解釈
松村沙友里さんに置き換える
歌詞解説では、「あなた」に対して「メンバー」という広い解釈を使いました。
さらに細かく解釈を進めると、浮かび上がってくるのは松村沙友里さんという存在です。
白石麻衣さんと同い年で、メンバーの中でも特に仲が良いことで知られています。
同じ一期生として互いに支え合ってきた過去を考えると、歌詞の中に登場してきてもおかしくないでしょう。
二人の深い絆を考えると、いつでも近くにいた「あなた」とは松村沙友里さんのことなのかもしれません。
ファンに置き換える
「あなた」という存在をファンに置き換えることもできます。
握手会でも神対応といわれるほど、白石麻衣さんはファンを大切にしていました。
ファンの応援なしではアイドル活動を成り立たせることはできません。
自分に寄り添い続けてくれたファンへの想いを歌詞に綴っていてもおかしくないと思います。
白石麻衣さんとファンとの関係性が良いからこそ生まれる解釈です。
このように、解釈の選択肢が多く存在するのは白石麻衣さんが周りの人達を大切にしてきた証だと思います。
より多くの人へ感謝の気持ちが届くように「あなた」という言葉を使ったのかもしれません。
MVの魅力
MVの冒頭では白石麻衣さんが、グループでの活動を振り返っています。
寂し気に語る表情が印象的ですね。
本編では過去の映像がたくさん使われています。
今まで見送ってきた卒業メンバーと抱き合うシーンはとても感動的です。
全ての涙に意味があり、そこにはたくさんの思い出も詰まっていることでしょう。
最後のシーンで白石麻衣さんが歩いている道は、実際に存在する乃木坂という場所です。
乃木坂の先にある景色を見に行くという、白石麻衣さんの未来を暗示させる演出となっています。
まとめ
今回は白石麻衣さんの卒業ソロ曲【じゃあね。】を紹介させていただきました。
乃木坂46で活動してきた約8年間の歴史を感じさせる素晴らしい楽曲だと思います。
白石麻衣さんの作詞に込められた想いを少しでも理解していただけたら嬉しいです。
最後に、OTOKAKE内の関連記事を紹介させていただきます。
白石麻衣さんのもう一つのソロ曲である【オフショアガール】の魅力を解説した記事です。
明るいサウンドに白石麻衣さんの歌声がマッチした爽やかな夏曲になります。
ぜひチェックしてみてください。
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