GReeeeN【地球号】歌詞解説&パート分け紹介！地球から快楽を感じる！？爽やかな気持ちを味わおう♪

AメロはSOHと92が担当です。

仕事や学業、家事に育児に介護。日々片付けなければならないものをたんたんとこなす毎日。

目の前のことに一生懸命になるにつれて目線はどんどん下がっていって視界は狭まっていくばかり。

目まぐるしく朝と夜が交互に来て、1ヶ月があっという間どころか、いつの間にか季節も変わっていて…。

という現代の忙しい日本人。

私のことかも？と思い当たるところはありませんか？

「しなければいけない」、「大事なことだから」と思っていても、休みなく続けるとストレスが溜まります。

さまざまな病気を引き起こしたり集中力を低下させてしまうストレスは、溜めないことが一番！

そんなとき、体は自分から自然を求めるようになるのでしょうか。

ふと目にした景色の中、山から目が離せなくなってしまいます。

それは体が本能的に発する、「休んだ方がいいんじゃない？」というサインなのかもしれません。

顧客を怒らせたり、上司にきつく絞られたり…もうだめかもしれないという失敗をすることもあります。

笑えない日が何日も続き、それでも期限内にやらなければいけない仕事は容赦なく降りかかる。

…社会に出ると誰しも一度は通る道かもしれません。考えただけでもげんなりしますね。

でも「そんな時は！」とGreeeenから明るいアドバイスが投げかけられます！

俯いて下ばかり見るんじゃなくて、広い広い空を仰ぎ見よう。

向かい風は真っ向から受けるのではなく、かき分けて分散してやろう。

自分も大地に根を張る地球の一部なんだと思えば、仕事の失敗の1つや2つなんということでもないさ！

捉えるスケールが大きすぎて、本当に一人の人間の考えることなんてちっぽけだなと思えてしまいます。

そして冒頭のサビの繰り返し。

地球を味方につけたBIGなエールを送っているかのようです。

Bメロの担当も引き続きSOHと92です。

忙しい日々に疲れて大自然の中に身を置きに来た現代人がここに1人。

マイナスイオンあふれる森の木漏れ日の下、風の音や鳥のさえずりを聴きながらただ山や川を眺める。

裸足で浜辺を歩いて波の音を聴きながら、寄せては返す波をただぼんやり眺める。

それだけで何か心が軽くなっていくようです。

Greeeenはこれを「心の洗濯」と表現しています。

心にたまったくすみや汚れを、自然の中で浄化していくようなイメージでしょうか。

都会での生活の中には決して見つけることのできないこの感覚はもはや「宝」！

いろいろ辛い記憶を思い返すと切なさがこみ上げてきますが、それも一緒に浄化させてしまいましょう。

人は忘れることで生きていける生物でもあります。

辛いことやウザいことは忘れてしまっていいのです。

地球はそれも全部受け止めてくれます。

１人の人間の社会における役割はちっぽけなものかもしれません。

けれど毎日一生懸命行動を起こし、少しでも自分のしたことが、誰かの、何かの役に立ったなら。

それは自分が生きた証になるのではないでしょうか。

どんな小さなことでもいい。

自分がしてきたことを、まずは自分が認めてあげることから始めてみよう！

日本人は自己肯定感の低い人が多いと言われています。

他の誰でもない、自分自身が自分のことを認めてあげることがまずは第一歩なのかもしれません。

SOHと92が力強く背中を押してくれます。

そして上司に言ってやれ！！

…と、ここですかさず入ってくるのがnaviの「お休みくださいよー」。

今回メインボーカルのないnaviですが、しっかりおいしいところはもっていきますね。

ここでボーカルはリーダーHIDEにバトンタッチ。

「とはいえ毎日いろんなことがあるけどさ…」とストレートにメッセージを投げかけます。

「僕らは毎日必死に生きているわけだけど、辛い顔してても何も良いことないよね」と。

大変なことが起きて心がどんなに乱されても、夜が明ければ日は登るし、月は満ち欠けします。

変わらない日常がそこに「ある」という事実に、昔から人々の心は支えられてきたのでしょう。

地球はただ回っているだけ、大自然はそこにあるだけで、私達に安心感と心の平和を与えてくれているのです。

だから何も怖いことはありません。

私達はただ「肩の力を抜く」ということを心がければいいのです。