タッキープロデュースのMV

SixTONES【JAPONICA STYLE】MV解釈!タッキープロデュースの世界観をチェック!!の画像

ジャニーズJr.チャンネルにて公開されたSixTONES『JAPONICA STYLE』。

和の要素を取り入れたクールなMVが注目を集めています。

このMVをプロデュースしたのは、タッキーこと滝沢秀明。

自身にとって初のプロデュースとなりました。

SixTONESの魅力だけでなく、タッキーの新たな才能も感じられる注目のMV

艶っぽさの中に、少しだけ危険な香りがする……。

そんな日本独自の美しさが表現されています。

SixTONESメンバーから溢れ出す色気に頭がクラクラしてしまうかも。

美しすぎる『JAPONICA STYLE』を味わってみませんか?

ジャニーズをデジタルに放つ新世代

『JAPONICA STYLE』MVの動画再生数は、2018年11月14日の時点ですでに200万回を突破。

MVの公開日が2018年11月4日だったことを考えると、凄まじい勢いで再生数が伸びていることが分かります。

2018年1月末より、写真のネット解禁をはじめ、急速にネット進出を始めたジャニーズ事務所。

ジャニーズJr.チャンネルも、こういったネット進出により開設されました。

『JAPONICA STYLE』MVの動画再生数だけ見てみても、ジャニーズのネット進出は多くのファンに支持されている様子。

特に海外のファンにとっては、ネットで動画や音楽を楽しめるのは非常に嬉しい出来事だったはずです。

SixTONESはジャニーズをデジタルに放つ新世代」として大活躍。

彼らは『YouTube アーティストプロモ』キャンペーンにも起用されています。

これからますます、ネットで彼らの姿を見られる日が多くなっていくことでしょう。

秘められた情熱を感じる

SixTONESはジャニーズジュニアの中でもお兄さん的な立ち位置にいます。

『JAPONICA STYLE』のMVも、大人の男の色気がたっぷりな雰囲気に仕上がっていますね。

音楽についても、どちらかといえば落ち着いた雰囲気。

シックで上品なメロディーラインには、胸の内に秘めた情熱が燃え上がっているように感じます。

クールでありながら、聴いている人の体を熱くさせる音楽。

この曲はきっと、若々しさと大人の落ち着きを兼ね備えた彼らにしか表現できなかったでしょう。

これがJAPONICA STYLE!

「japonica」とは、欧米人が考える日本の趣味や文化のこと。

今からは、そういったことを踏まえて『JAPONICA STYLE』のMVを解説していきます。

和の美しさというものは、意外と日本以外に住んでいる人の視点に立ったほうが見えてくるものなのかも。

内側にいると見えないことが、外側に出ると見えるようになる。

海外暮らしをしたことのある人なら、海外に行って初めて日本の良さが分かったという経験もあるのでは?

『JAPONICA STYLE』のMVには、海外に誇れる”和の美”が詰め込まれています。

妖艶な和の美

MVの中には、和の要素をふんだんに取り入れたセットが登場。

行燈(あんどん)や提灯(ちょうちん)の赤い光がなまめかしさを演出しています。

和風のセットが使われているときは、全体的に朱色が基調となった映像に。

この薄暗さとゆらめく光から、なにか連想するものはありませんか?

セットの中には、錦鯉が描かれた屏風や女物の着物。

きっと多くの人は、このセットに遊郭(ゆうかく)や花魁(おいらん)といった言葉を連想したはず。

江戸時代に存在した、妖艶な女の世界。

これもまた日本独自の文化です。

海外の人は浮世絵や日本画に描かれている世界を、”和の美”の象徴として捉えているのかもしれませんね。

扇子で「わびさび」を表現?

セットだけではなく、ダンスの中にも和の要素が取り入れられています。

印象的なのは、扇子を使ったダンス

メンバーのシルエットだけを映す中、扇子の輪郭にだけ光を持たせるという独特な演出が施されています。

扇子は、花魁や芸者にとって欠かせない道具。

浮世絵や日本画にも、たびたび扇子を持った女性が登場していますね。

『JAPONICA STYLE』の激しいダンスの中で、あえてゆったりとした舞のイメージがある扇子を持たせる。

これによって、ダンスにメリハリをつけているのではないでしょうか?

また、歌詞には「わびさび」という言葉も出てきます。

扇子は、この「わびさび」を表現しているのかもしれません。

SixTONESの魅力を引き立てる演出

このMVは和の要素が多く取り入れられていますが、魅力はそれだけではありません。

光を効果的に使ったパフォーマンスや、黒を基調としたメンバーの衣装も魅力のひとつ。

全体的にクールでシックな印象に仕上がっています。

SixTONESの大人の色気には、目眩すら覚えるかも……。

対極的な2つのシーン