活動20年以上のアイドル、KinKi Kids
KinKi Kidsは堂本光一と堂本剛のデュオとして、1993年にジャニーズ事務所からお披露目されたアイドル。
当時は珍しかった関西からのジャニーズアイドルということもあり、デビュー当初は歌以外のトークでも大きな注目を浴びました。
その影響か現在まで歌はもちろんのこと、バラエティ番組や俳優までこなすマルチな活動を行っています。
彼らが歌手としてデビューしたのは1997年で、その前にも日本武道館でコンサートを初めて開催。
設立したばかりのジャニーズ・エンターテインメントより、シングル『硝子の少年』をリリースします。
キャッチーなサウンドと軽やかなダンスパフォーマンスが評価を受け、同ナンバーはミリオンをマークするほどのヒットを遂げました。
更にセカンドシングル『愛されるより、愛したい』もミリオンヒット。
その後もヒットを連発し日本のミュージックシーンでも稀なシングル連続首位を獲得したことで、ギネスにもKinKi Kidsの名が刻まれるほどの記録を成し遂げます。
現在は個別の活動が目立っていますが、KinKi Kidsの二人が程よい距離感を保ちつつ息の長い人気をキープしています。
アルバム収録曲『僕らの未来』
確実なヒットソングを生み出すKinKi Kids。
彼らの代表曲はデビューシングル『硝子の少年』や『ジェットコースター・ロマンス』など広く知られたものばかりですが、アルバム収録曲にも多くの名曲が隠れています。
その代表的なナンバーが『僕らの未来』で、2014年12月リリースの14枚目アルバム『M album』に収録されており、2枚組全23曲の1枚目のディスクに納まっています。
アルバム『M album』は初登場1位を記録しており、公の場に登場することが少なくなったKinKi Kidsの人気も衰えていないことが証明された一枚です。
結婚式で使いたいナンバーとして話題
KinKi Kidsの『僕らの未来』は、タイトルから見ても予想できるように未来を歌った一曲。
どんな未来かと言うと男性が女性に語り掛けるように話すフレーズが多いので、「恋人の行く末」を曲に詰め込んでいるようです。
「恋人の行く末」とは簡単に言うと「結婚」で、「今日からは一人じゃない」といったフレーズからも分かるように「人生を共に歩もうとする恋人」のイメージが沸きます。
更に『僕らの未来』は優しいテイストのサウンドでまとまっているので、結婚式にもぴったりなナンバーとして数ある日本の音楽の中からも選ばれることが多く話題にも登っています。
『僕らの未来』の歌詞を読み解く
恋人同士の明るい未来がイメージできる、KinKi Kidsの『僕らの未来』。
早速歌詞を読んでみて、どんなメッセージが込められているのか読み解いていきましょう。
歌い出し
同じ歩幅で 歩いてゆこう
急がなくていい ゆっくりと
疲れたら あの公園で
足を休めて 語り合おう
出典: https://twitter.com/_songs4u_/status/928409688110014464
土砂降りの日も 北風の日も
手をとってゆこう
迷っても 君だけが はぐれないように
真っすぐに前を向いて
出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2789548
1番歌い出しは、同じメロディーラインをリピートします。
歌詞の内容は「共に歩んでいこう」と言う、男性が女性に語り掛けるようなメッセージ。
一般的に「歩み」は「人生」のメタファーにも使われることが多いので、分かりやすくまとめるなら「結婚」と言うことになりますね。
そして歌い出しでは、「ゆっくり歩こう」や「疲れたら休もう」などの歌詞が盛り込まれており、どんな種類の「歩み」も一緒だよと言った意味合いを感じます。
続くフレーズでは「土砂降りの日」や「北風の日」の言葉が入っていますが、おそらくこれらは「二人の人生の中で辛い日」を指しているのではと予測。
それでも二人で立ち向かっていこうと、ポジティブな姿勢が見られます。
Bメロ
いつか夢で見たこの窓辺で
肩ならべて 寄り添えば
見えてくる 二人の未来
きっと輝くはず
出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2789548
Bメロから感じるのは、恋人同士が共有する理想。
二人が思い描く場所を見つければ、未来も素敵だと語っています。
理想の場所で恋人同士が肩を並べるイメージは、正に結婚式そのものではないでしょうか。