6位は「吾輩は猫である」です。
2作目のフルアルバム「孔雀」に収録された楽曲で、2018年2月22日のねこの日に人気漫画「くるねこ」とコラボしたMVでも話題になりました。
タイトル通り夏目漱石の同名小説がモチーフになっているのですが、この曲の歌詞は人間を皮肉交じりに描写する小説とは異なります。
ちなみに、そんな愛の歌に、曲名はまだありません。
猫を飼っている方、猫好きの方にも是非聴いてほしい一曲です。
BURNOUT SYNDROMESおすすめ人気曲ランキング5位→1位
5位「FLY HIGH!!」
5位は「FLY HIGH!!」。
「ハイキュー!!セカンドシーズン」第2クールオープニング曲に異例の大抜擢を受けた一曲として人気の楽曲ですね。
落ちた強豪、飛べない烏と呼ばれた烏野高校バレー部が数々の逆境を跳ね除け、栄光を勝ち取っていく物語にぴったりの一曲。
自分たちの汗と血と涙で刻んだ道を駆け抜けて、さらなる高みへと飛び立たんとする主人公たちの青春を彷彿とさせる歌詞ですね。
また、バレーボールの疾走感溢れるサウンドに加え、「ハイキュー!!」に度々登場する文学的表現が楽曲の世界観とマッチ。
スマッシュヒットとなった本作はBURNOUT SYNDROMESの名が全国に知られる結果ともなりました。
スポーツだけでなく、何か目標を持って一つのことに全力で打ち込む全ての人に捧げる応援歌のような一曲です。
4位「文學少女」
4位は「文學少女」です。
インディーズ2作目となるミニアルバムの表題曲で、このアルバムはプロデューサーにいしわたり淳治さんを迎えた初の作品となりました。
発見していただいた方が絶対に楽しいのでここには書きませんが、様々な文学作品のタイトルや一節が盛り込まれた歌詞。
そして、無力な少年と少女が文学作品と自作の物語によって自分たちの生きる世界だけを変えていく様が描かれる本作。
言葉という剣と沈黙という盾によって彼らが始めた小さな戦争。
死んでしまいたいと思っていた日々がいつか物語になって笑える日が来るように。
孤独や絶望からわずかな希望へ手を伸ばすような一曲です。
3位「斜陽」
3位は「斜陽」です。
BURNOUT SYNDROMESにとってインディーズ最後の曲であり、「孔雀」ではもう一度他の人の曲をカバーするようにリメイクしたものが収録されています。
歌詞の内容も5年前に作ったときの自分と話し合うようにして書き直したとか。
そんな歌詞の内容は、太宰治の同題の小説から着想を得ており、絶望し切って自殺を図る主人公の心情が細やかに描かれています。
10月最後の風に背中を押されるように死を決意した主人公。
間奏とともに夜が明けて...?!
結末はぜひ聴いていただきたいと思います。
純文学的な要素もある歌詞で、文学好きにはたまらない歌詞ではないでしょうか。
2位「花一匁」
2位は「花一匁」。
「銀魂.」のエンディング曲として話題になり、ダンスと歌詞の文字が見事に融合した印象的なMVでも注目を浴びた一曲ですね。
魂を燃やして死んでいった強敵や仲間達の映像も流れるエンディングの映像。
その映像とも合っている「花一匁」の歌詞は、わらべ歌をモチーフにしながらも、信念を貫くことの強さと美しさ、そして儚さを描き上げた一曲。
「銀魂」のテーマでもある、侍という生き方を象徴するような歌詞に、ファンの間でも最終シーズンのED曲としてふさわしい一曲として評価されています。
もっと歌詞を徹底的に解釈したいのですが、文字数の関係と、歌詞の良さは一度見ていただければわかると思うのでやめておきます...。
では、とうとう次は1位の発表ですね!
1位は薄々勘付いている方も多いと思いますが、あの曲です!