ToshI【IM A SINGER】カバーアルバム全曲レビュー！Toshlの歌が君の人生に寄り添う…

「手紙 ～拝啓 十五の君へ」の原曲はもちろん、2008年にアンジェラ・アキが歌いました。

アンジェラ・アキは、若者の悩みと苦しみを代弁するかのように、最初から最後まで控えめなトーンでしたね。

Toshlは主人公に寄り添い、励ますように歌っている……と考えられます。

この10曲の中で最も新しい、2015年にAKB48が歌った「365日の紙飛行機」です。

ほかの曲になかった特徴として挙げられるのは、グループで歌う曲であるということですね。

合唱曲と言える「365日の紙飛行機」を、Toshlはどんなソロ曲にアレンジしたのか？要チェックですよ。

曲の解説だけではなく、実際にToshlのアルバム「IM A SINGER」を聴きたいですよね？

お任せください。YouTubeに公開されたスタジオでの収録の様子をご紹介します！

まずは「ひこうき雲」から。

続いて「糸」です。

いずれもToshlが歌う場面が映っているだけで、ストーリー仕立てのMVではありません。

その分、Toshlの歌声に集中できるのではないでしょうか？

最後は「幸せのちから」です！

X JAPANといえば伝説的なグループで、現在でも神様のような存在だと考える人も多いでしょう。

最初に書きましたが、2018年、X JAPANのToshlはより親しみやすいイメージへと変化しました。

そしてToshlが「IM A SINGER」で描いたのは、一人ひとりの人生に寄り添う姿です。

X JAPANはヘヴィメタルのグループですが、「IM A SINGER」は穏やかな曲ばかり。

そのため、「Toshlはフォークシンガーに転向したのか？」と疑問を呈する音楽評論サイトもあります。

ですが、偉大なX JAPANのイメージを脱し、Toshlは身近な存在へと変化したと言えないでしょうか。

人生に寄り添うToshlの歌声を聴ける「IM A SINGER」、ぜひチェックしてください。