【無敵のビーナス/ばってん少女隊】高橋×阪井の異色コンビ提供！MVやジャケット、初回限定盤情報あり♪

「無敵のビーナス」はばってん少女隊が2018年5月にリリースしたシングル曲。

作詞に元チャットモンチーの高橋久美子さん、作曲にflumpoolの阪井一生さんを迎えた豪華な作品です。

「パラソル」「ポラロイド」など、80年代アイドルの曲を思い起こさせるような歌詞と、ポップで明るいサウンドが魅力となっています。

これまで定番となっていた「スカコア」のサウンドとはまた違って、彼女たちの新たな一面が楽しめる楽曲です。

MVのテーマは歌詞に通じる「歌謡曲」と「歌番組」の雰囲気で、曲前に映し出される手書き風の文字が、80年代に放送されていたテレビ番組を思い起こさせます。

画面のサイズも、左右が切れて正方形に近い形です。

メンバーが歌い踊るのは、当時の「ベストテン」「トップテン」などを連想させるシンプルで飾り気のない場所。

背景に垂れ下がった布や両端に置かれた謎の像など、あの頃の番組を知る人達は「あ～こういうスタジオセットあった！」と、ちょっと笑ってしまうはず。

メンバーが身に着けている衣装も当時のアイドル風で、裾が大きく広がったスカートや白いグローブ、頭に斜めに付けた小さなハットなど、どことなく懐かしいです。

歌い出しは瀬田さくらちゃん。美少女です。そこからバトンタッチをするように次を引き継ぐのが西垣有彩ちゃんです。彼女の笑顔は見ている人を明るくさせますね！

手を合わせて作るハートマークに、両手でしっかりと握りしめるマイク。この部分は振り付けも可愛さたっぷりです。

Aメロ後半は春乃きいなちゃんから。彼女はメンバーの中で一番短いボブの髪型をしています。笑ったときにチラッと見える八重歯がかわいい。

その後を歌うのは希山愛ちゃんです。こちらは春乃きいなちゃんとは反対のロングヘア。

グループ最年長というだけあって、ゆるふわの髪型は大人っぽい雰囲気です。歌声も良く通っています。

「二人夏を泳ぐの～」のところの、スイミング風振り付けは見ていて心がなごみますが、このあたりは今どきのアイドルグループらしい感じです。

そこからつながるBメロにはすこし物悲しいムードがあります。

歌い始めを担当するのは上田理子ちゃん。グループのリーダーです。彼女の声も芯がしっかりしていて、このBメロの雰囲気に合っているように感じます。

その後、Bメロの後半からサビにつながるまでを歌うのは星野蒼良ちゃんです。グループ最年少ながら、こちらの曲では重要なパートを任されています。

歌声はまだあどけないですが、堂々と歌っていますね。

また、Aメロ最後の希山愛ちゃんパートで隣りにいたのが星野蒼良ちゃんで、あの部分の映像は最年長と最年少のコンビによるものだったのです。

それを踏まえると、希山愛ちゃんが頼りがいのあるお姉さんとしての表情をしているように見えてくるので、気になる方はもう一度Aメロに戻って確認してみてください！（笑）

サビではステージ全体を映す映像に切り替わって、メンバー全員の元気なダンスが楽しめます。

フォーメーションよりも、メンバーそれぞれの体を大きく使ったダンスを見せる振り付けです。

ここでの振り付けは、いわゆる「ももクロ」「エビ中」に代表されるスターダスト的な雰囲気を持っていると感じました。

スカートの裾を持つ動き（0分57秒）もかわいいし、全員のユニゾンボーカルもさわやかです。

本作は「初回生産限定盤CD＋Blu-ray」と「通常盤CD」、「初回生産限定盤CD」の三種類でのリリースとなっています。

CDには「無敵のビーナス」の他に、カップリングの「bye bye bye」も収録。Blu-rayにはMVや振り付けビデオ、ライブを収めた映像などもあります。