人は一人きりでは生きてはいけないんだ
だから私をお願いだからひとりにしないで
ねぇどうか私を必要としてよ 私を愛してよ
この涙が乾くころにはきっと朝がまたくるから
私は生きてるよ
生きてるよ...

出典: 20-CRY-/ 作詞:MILIYAH 作曲:MILIYAH

歌詞のフレーズにもあるとおり人間はひとりでは生きていけません

もっというと徒党を組んで生活する生き物です。

孤独感を抱くのは、息を吸ったり水を飲んだりするのと同じくらい自然なことなんですね。

「ひとりにしないで」「必要として」「愛して」

加減なしだとメンヘラ認定される可能性がありますが、たまはそう口にしてみても良いのでしょう。

ですが、その気持ちを打ち明けるにはとても勇気がいりますし、経験を通じてできなくなってしまうことも……。

そんなときはきっと、『20-CRY-』が寄り添ってくれます。

『20-CRY-』まとめ

大人になりたての鋭い感性による、痛々しいくらいの不安や孤独を歌った『20-CRY-』

人生に意味を見い出したいのであれば、誰かに必要とされることが不可欠です。

しかし、待っているだけではかないません。

不器用でもいいから「愛してほしい」気持ちを表に出すのが最初の一歩だと暗に示しているように感じました。

20歳を越えても……というか年齢に限らず孤独を感じたり挫折したりすることはあります。

友情や愛情のようにいくつになっても色褪せない、そんな曲です。

【20-CRY-/加藤ミリヤ】生きる意味って…?女の子の葛藤がリアルに描かれた一曲!歌詞の意味を解釈の画像

そのほかのメッセージソング

『19 Memories』

最初のほうで簡単に触れましたが、メッセージソングはほかにもあります。

そのひとつが19 Memories』

2008年にリリースされた12枚目のシングルで、テーマは10代の感情です。

大人でも子どもでもない、気持ちのゆらぎをR&Bにのせて歌っています。

発売時は安室奈美恵『SWEET 19 BLUES』をサンプリングしたことも話題になりました。

【20-CRY-/加藤ミリヤ】生きる意味って…?女の子の葛藤がリアルに描かれた一曲!歌詞の意味を解釈の画像

ディア ロンリーガール

【20-CRY-/加藤ミリヤ】生きる意味って…?女の子の葛藤がリアルに描かれた一曲!歌詞の意味を解釈の画像

『ディア ロンリーガール』が発売されたのは2005年。ジャケ写のメイクやファッションから懐かしさを感じます。

子ども扱いされたくない、けれど夜遊びがまだ特別なものだった頃……イキリモード全開の曲です。

2017年に10年以上の時を経て『新約ディアロンリーガール feat. ECD』としてリミックス。

MV歌詞に出てくる舞台・渋谷で撮影されました。

アイドルボカロソングがチャートをにぎわす昨今、王道のR&Bが一周回って新しいと再評価されています。

加藤ミリヤ『新約ディアロンリーガール feat. ECD』

以下の記事でそれぞれの歌の詳しい紹介をしているので、よろしければぜひご覧ください。

安室奈美恵の代表曲の1つ「SWEET 19BLUES」をカバーした、加藤ミリヤの「19 Memories」。揺れ動くティーンエイジャーの気持ちを歌ったこの曲の歌詞にせまります。

2004年のデビュー以来、常に第一線を走り続けてきたシンガーソングライター、加藤ミリヤ。歌手だけでなく、ファッションデザイナー、作家など、マルチな才能を見せる彼女の最新ナンバー「新約ディアロンリーガール」に迫っていきたいと思います!

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