いいねして最新情報を受け取ろう!
【コードブルー】Mr.Chldren「HANABI」で描かれた切ない歌詞の隠された意味とは?

2017年06月04日更新

BUMP OF CHICKEN「リボン」の歌詞を紐解く

2016年に結成20周年を迎え、デビューから変わらず独自の路線をひた走り続ける彼らが2017年5月1日にリリースした配信限定シングル「リボン」。予告無しでのリリースでも配信開始2時間弱でiTunes総合ランキング1位となりました。今回はBUMP OF CHICKENの20年が詰まった「リボン」の歌詞を紐解きます。

「Galaxy」のCMソング

俳優である山崎賢人主演の「Galaxy」のCMソングとしても話題になりました。

バンドの結成20周年の期間中に、最後に生まれた楽曲です。
バンド結成20周年目の最終日である2017年2月10日に、スタジオライブの模様がAbema TV、スペシャアプリ、YouTube Liveで3元同時中継され、これも話題になりました。
歌詞の至るところに過去の楽曲のフレーズが散りばめられているので、ファンにはたまらない1曲になっています。

「リボン」の歌詞を紐解く

嵐の中をここまで来たんだ
嵐の中をここまで来たんだ
出会って生まれた光 追いかけて

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l03fd7e.html

ファイターに出てくる歌詞である「の中」をここに当てはめています。
歌を作って、世の人に届けるという作業を20年続けてきたことは決して簡単な道ではなかったでしょう。

同じように生きていくことは簡単なことではなく、苦しさや辛さを乗り越えて明日へ繋げていく作業に他なりません。

BUMP OF CHICKENであろうと、リスナーであろうと人間であり、人生を歩んでいくことには変わりないのです。
その中で出会ってきた人や大切な気持ちはかけがえのないもので、その希望を忘れずにこれからも進んでいこうという決意が見えてくる歌詞から始まっていきます。

ポケットに勇気が ガラス玉ひとつ分
それぞれ持っている ガラス玉ひとつ分
並べても同じ数 あの日から
始まりから
つぎはぎの傘 汚れたカンテラ
手作りの地図 大事に一緒に 使った

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l03fd7e.html

「ガラス玉ひとつ」はカルマにも出てくる歌詞です。

綺麗で大切に持ち歩きたいものですが、その実態はもろくて壊れやすいものです。
それを勇気に例え、いつでも負けそうな自分も背負いながら、変わらずにみんなと同じように戦っているんだよと歌ってくれているように感じます。

ここまで歩んできた道は綺麗なものだけでなく、つぎはぎになってしまった傘や汚れてしまったランプも持っています。
壊れても直して、汚れても大事に持ち歩いて、手作りの地図のように自分たちで作ってきた道を大切にこれからも進んでいこうという気持ちが歌われています。

ここはどこなんだろうね
どこに行くんだろうね
誰一人わかっていないけど
側にいる事を選んで 今側にいるから
迷子じゃないんだ

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l03fd7e.html

進んでいく道にはゴールは見当たりません。それは人生でも同じことです。

今、自分がいる場所もその地図の上ではどこにいるのか、ゴールへ繋がっているのかもはっきりとはわかりません。
しかし、側には共に歩んできたメンバーがいて、そして、聴いてくれる支えてくれるリスナーがいます。

音楽を続けていくという道を選び、今があることはこの道が間違いではなかったことの証明であり、音を鳴らし続けていく理由になっているのです。

たくさん笑ったり
それよりはるかに少ない
泣いたり怒ったりした事の全部が
音符になって繋がって 僕らを結んだ

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l03fd7e.html

「音符」という歌詞は66号線にも出てきます。

気持ちは音符になっていくことを度々、BUMP OF CHICKENは表現しています。

ここでも笑ったり、泣いたり怒ったりした感情は全て音楽に変わっていっていく様が歌われています。
そのおかげでリスナーと繋がれているという感謝が感じ取れます。

ポケットに恐怖が 宇宙と同じくらい
それぞれ持っている 宇宙と同じくらい
同じ時に震えたら 強くなれた
弱くなれた
指差したUFO すれ違った野良猫
あくびのユニゾン
あと何があった 教えて

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l03fd7e.html

ここの歌詞にもBUMP OF CHICKENらしさが溢れています。

「宇宙」というテーマやワードは度々歌詞に使用されています。
ここでは宇宙を恐怖に例えています。

誰もが持っている恐怖という感情は底知れぬ感情で、その底の無さにむしろ恐怖を抱くほどです。
無限に拡がっている宇宙は明るい星だけでなく、闇の部分の方がその大半を担っています。

同じように恐怖を感じる時、人は「この人も恐怖を感じるのか」と強くなることもできるし、「この人も恐怖を感じるのなら」と弱い自分も肯定することができます。

そんな風に気持ちを共有していくことが大切なことで、あなたが感じたことや見てきたものを教えてほしいという気持ちが歌われています。
「自分もそれを見たよ」とか「同じだね」とかそういう温かい気持ちでリスナーに寄り添ってくれているように感じます。

意地や恥ずかしさに負けないで
心で正面から向き合えるよ
僕らを結ぶリボンは
解けないわけじゃない 結んできたんだ

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l03fd7e.html

かっこつけたりせずにまっすぐに心からぶつかることで、気持ちを歌にすることで今のBUMP OF CHICKENが成り立ってきたのだと思います。

積み重ねてきた時間の中で、繋いできたものは解くことはできるけれど、解くために結んできたわけじゃないことを教えてくれています。

君の勇気を 僕がみれば 星だ
並べても同じでありたい
あぁ ここはどこなんだろうね
どこに行くんだろうね 迷子じゃないんだ

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l03fd7e.html

ガラス玉のような勇気だけど、人の勇気は自分のものよりも輝いたものに見えます。
そこにさらに勇気をもらうものです。

進んでいくこれからの未来はどんなものかはわからないけれど、今繋いできたものを胸に進んでいくことでその未来は開けていきます。
未来に希望を持って、ワクワクして進んでいこうという気持ちが歌われています。

嵐の中をここまで来たんだ
嵐の中をここまで来たんだ
カウントからせーので息を読み合って
泣いたり怒ったり笑ったりの全部で

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l03fd7e.html

そして、最初の歌詞のフレーズに戻ってきます。

バンドを結成してからの20年という月日は自分勝手に進んできたものではなく、メンバーやリスナーがいてこそです。
ちゃんと支えてくれる人のことを想いながら活動してきて、周りの人からたくさんの感情をもらって歌にしてきたのがこの20年だとまとめています。

嵐の中を ここまで来たんだ
出会って生まれた光 追いかけて

嵐の中をどこまでも行くんだ
赤い星並べてどこまでも行くんだ

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l03fd7e.html

最後の締めの部分です。
進んできた活動の中で出会ってきたものを大切にしたいともう一度、決意を強固なものにしています。

そして、最後の「赤い星」。
これはBUMP OF CHICKENのロゴの中に示されている赤い4つの星を表しているものだと考えられます。
これからもこの4人でまっすぐに進んでいきます、とみんなが願う一番大切な想いを表明してくれているようです。

さいごに

20年の音楽活動の中では、リスナーには計り知れないほどの苦難や困難があったのだと思います。
その中でも、続けてこれたことや、支えてくれた周りの人やファンへの感謝が目いっぱい溢れた1曲になっているのではないでしょうか。
これを機にBUMP OF CHICKENの昔の曲も聴いて、その歴史を辿っていくのもいいかもしれませんね。

あなたへのおすすめ

関連人気記事ランキング

関連する記事

この記事に関するキーワード

この記事のキュレーター

山梨→東京。
調理師,栄養士,歌,ギター,BeatBox,ループマシン。
LOVE ムーミン,本,映画。
自身の音楽活動と並行して文筆業もこなす駆け出しライター。

人気記事ランキング

カテゴリー一覧

おすすめの記事

FacebookやTwitterで最新情報を厳選してお届けしています!フォローしてチェックしよう!

検索