くるりの「東京」ってどんな曲?

PVはこれ♪

くるり「東京」公式PV ショートバージョンなので最後まで聞けません。(涙)

くるりの「東京」は1998年10月21日に発売されました。このシングルはくるりにとって1枚目の記念すべきシングルです。ファーストアルバムの「さよならストレンジャー」の6曲目に入っています。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC_(%E3%81%8F%E3%82%8B%E3%82%8A%E3%81%AE%E6%9B%B2)

このファーストアルバム楽曲は故佐久間正英さんによってプロデュースされた「くるり」の代表曲です。ファンによる投票でも絶対にTOP10に入る名曲中の名曲です。

ギターロックのお手本

センチメンタルなギターのイントロでぐっと心を鷲掴みにされ、その後ドラムベースが演奏に合わさってくると鳥肌が立ちます。今聞いても古くささは微塵もなく、色褪せない名曲ですね。心に沁みるということが実感できる楽曲

東京と言う名前が付く曲はたくさんありますがTOP10に入るレベルだと思います。シンプルなサウンドと歌。日本語のギターロックのお手本のような曲だと思います。懐かしさ・寂しさ・切なさ こんな感情が味わえる曲ですね。

天才プロデューサーが認めた曲

日本の名プロデューサーである故佐久間正英さんが自分自身で「東京」を「ベストワーク」と認めています。これがどれだけすごいのかわかりますか? 

佐久間正英さんはTHE BLUE HEARTS」「BOOWY」「エレファントカシマシ」「ラルクアンシエル」「GLAY」「JUDY AND MARY」「氷室京介など日本を代表するアーティストをプロデュースしてきました。こんな天才プロデューサーが認めたプロデュース曲なら聞きたくなりますよね?

くるり「東京」は聴く人の出身地によって解釈も変わってくる不思議な曲。気になる歌詞を徹底解剖!!の画像

東京を書いた時の残高500円

くるりの「東京」って、所持金と口座の残高合わせて500円くらいの時に、足立区の綾瀬で書いた曲なんよ。遠く離れた恋人のことがどうでも良くなったような気持ちになって、すごく不安になったけど、なんだか東京の夜風がそよそよと心を吹き抜けて行ってくれた時、とてもいい気分になって書いた歌。

出典: https://twitter.com/Kishida_Qrl/status/473147524820119552

「東京」を作詞作曲したくるり岸田繁さんはこの「東京」を作った時に所持金残高が500円だったようです(涙)その追い詰められた気持ちも曲の中に込められているのではないでしょうか。でも、ほんと全財産500円ってやばいですよね。

くるり「東京」 歌詞を徹底解剖!

くるり「東京」は聴く人の出身地によって解釈も変わってくる不思議な曲。気になる歌詞を徹底解剖!!の画像

実際の歌詞を見ていきましょう♪

とてもシンプルな歌詞ですがこころに沁み渡ります。

東京の街に出て来ました
あい変わらずわけの解らない事言ってます
恥ずかしい事ないように見えますか
駅でたまに昔の君が懐かしくなります

出典: 東京/作詞:岸田繁 作曲:岸田繁

地方から上京したのでしょうか。東京の街に初めてやってきました。周りから見ると地方出身者かどうかと言う事は分かりません。東京の地理がわからなかったり、電車の乗り方にも寄ったり、そういう恥ずかしいことがたくさんありました。

でも外見でぱっと見では分からないですよね。地方出身者の恥ずかしい気持ちが描かれているようです。

そして地方にいた時に付き合っていた彼女でしょうか。その地方での安心した思い出とともに彼女のことを思い出しているのではないでしょうか。東京に出てきたときの不安の気持ちが感じられますよね。

雨に降られて彼等は風邪をひきました
あい変わらず僕はなんとか大丈夫です
よく休んだらきっと良くなるでしょう
今夜ちょっと君に電話しようと思った

出典: 東京/作詞:岸田繁 作曲:岸田繁