人気バンド「back number」
若い女性から多くの支持を集めるback number。全曲、作詞作曲をボーカルの清水依与吏さんが務めています。
沢山のタイアップがあり、ヒット曲を連発しています。冬曲を多く歌っているイメージがありますね!
まずはそんな彼らの楽曲の良さが何なのか、掘り下げてみたいと思います!
歌詞に共感の声
back numberが支持される理由は、圧倒的な歌詞の良さです!
これまでにback numberが好きという方に沢山出会ってきましたが、みなさん口を揃えて「歌詞が良い」「歌詞が共感できる」と言っていました。
では清水依与吏さんが作る歌詞には一体どんな特徴があるのでしょうか。
生活感が溢れている
back numberの楽曲には生活感漂う歌詞が沢山あります。
13thシングル「手紙」では身体がだるくなった時の実家での話、「光の街」ではコンビニのくじで当たったアイスの話などがあります。
地元にある西藤公園で書いた曲はそのまま「西藤公園」というタイトルになることもあり、これまで清水依与吏さんがどのように過ごしてきたのかを連想することができます。
その生活感が溢れる歌詞に対して親近感や共感、と言った声が集まるのでしょう。PVも生活の一部が切り取られたような映像が多いです。
女々しい歌詞
back numberの楽曲は恋愛ソングが大半を占めており、その中でも圧倒的に「別れ」がテーマになった楽曲が多いです!
ですが「別れ」がテーマの歌に限らず、付き合う前の曲、付き合っている時の曲であっても女々しさが際立っています。
女の子とどう接したら良いのか分からない様子、「僕のものになるわけないか」「君がいればなあって思うんだよ」という卑屈な様子が歌詞に出ています。
「男なのに女々しい!」と思われる反面、女性は「好きな人がそういう人であって欲しかった」という思いで聴いているようですね。
「僕は君のことが好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい」
「僕は君のことが好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい」は、4thアルバム「シャンデリア」に収録されている楽曲です。
back numberの楽曲で最もタイトルの長い楽曲で、そのタイトルに心情が全て書かれていますね!
清水依与吏さんの楽曲制作
清水依与吏さんは楽曲制作で歌詞の1行目を書くのに時間がかかると言っています。
典型的な楽曲は、同じアルバムに収録されている「ヒロイン」です。
これまで作ってきた楽曲の中でも一番ストレス無く作曲が出来たそうですが、逆に作詞にはかなり苦労したようです。
もうダメだ、と諦めかけた時に1行目の歌詞がふと思い浮かんだと言います。そこからは一気に書き上げたそうです!
最初に決まったのは1行目?
先ほど書いたように、清水依与吏さんの作詞方法はまず1行目を書く、というところから始まりますが、この曲でも本当にそうでしょうか?
筆者は、最初にタイトルが決まりそのタイトルに沿って作詞していったのではないかと考えています。
back numberの楽曲で、歌詞の内容をここまでタイトルに詰め込んだ楽曲は他に無いでしょう!
そのように考え、この楽曲は最初にタイトルが決まっていたのではないかと思います。
逆に、悲しい恋愛ソングなのに「ハッピーエンド」というタイトルを付けることもあります。
この曲に関しては、全て曲が書き終わった後にタイトルをつけたのでは無いでしょうか。