【マジックミラー/大森靖子】テーマは孤独？歌詞に秘められた意味を徹底解釈！PV&コードもこちらから♪

この部分は女の子が女の子としていきていく大変さが伝わってきます。

彼氏がいないといけない、バイトがバレちゃいけない、可愛い音楽を聴かなきゃいけない、わがままじゃなくて素直って思われなきゃいけない。

それを全部こなすのはすごく大変なことですが、おそらく女の子として生きるにはこれくらいできないといけないんでしょうね。

ですがこの歌詞から読み取れるのはそこまで器用にこなせない、そんなに頑張るのが辛い。

と言っているように思えます。

それを最後の部分の「さみしい」という一言に詰め込んでいるのではないでしょうか？

自分に自信を持てない女の子が自分を取り繕うために、たくさんの嘘を彼氏についてしまったのでしょうか？そんな頑張り過ぎてしまった女の子の心の声のように聞こえます。

この部分に共感する女性は多いのではないでしょうか？この部分は「ピンク」と「ピンク色」で同じピンクが全く別物であることを表現しています。

ピンクは見せられないというのは、簡単な女じゃないという強気な感じを受けます。

ですがそれだけじゃ女性として生きづらいから、可愛いピンク色を纏わなくちゃいけない。

どちらもピンク（色）なのにどうして一緒じゃないの？！という葛藤が歌詞に込められているように思います。

これはサビの部分ですが、大好きな彼に向けた皮肉なのかと思える歌詞になっています。

そしてこの女性はすごく努力家なんだろうなと思わせてくれます。

「君が蹴散らしたブサイクでボロボロのLIFE」というのは、大好きな彼が散々この女性に対して自分のわがままを押し付けたように想像できます。

彼のことが大好きだから今までの自分をボロボロになりながら精一杯変えたんでしょうね。

そしてその散々ボロボロにされたもので鏡を作ることが夢だと書いてあります。

鏡というのは自分を移します。

彼好みの女になることは、その女性にとって彼の鏡になることなんでしょうね。

ですがその鏡はマジックミラー。

内側では本当の自分が彼を見てるということではないかと思います。

そしてそうやってじゃないと彼をみることができないって惨めなのかな？と、自問自答している姿が想像できます。

大森靖子さんの歌詞の世界観は本当に独特です。

ファンの人たちはそんな大森靖子さんの独特な世界観に自分を重ねて見たり、深く共感したりするのだろうと思います。

曲中も引き語り感を強く出しているこの曲ですので、引き語りをする上で比較的演奏しやすいコードと進行で出来ています。

なのであとは体が覚えるまでなんども繰り返し練習すれば、大森靖子さんの世界にもっと深く入り込めるのではないかと思います。

いかがでしたでしょうか？この曲は大森靖子さんの曲の中でもかなり人気で、YouTube再生回数は120万回を超えています。

女性の気持ちをリアルに飾らず歌っていることが共感を得ているのだと思います。

これからもそんな独自の世界観で歌い続ける大森靖子さんの楽曲に注目ですね！