Someday Somewhereのセカンドシングル

指原莉乃による作詞

【Someday Somewhere/この恋はトランジット】歌詞の意味を解説!思わせぶりな元カレへの画像

オーディションバラエティー番組「ラストアイドル」から輩出されたアイドルグループSomeday Somewhere

2018年4月18日に発売された「この恋はトランジット」は「ラストアイドル」における2枚目のシングルです。

今回もHKT48の指原莉乃がプロデュースし、作詞もしています。

指原莉乃の歌詞は「男性目線」と「女性目線」の両方を踏まえたアイドルらしい内容であるのが魅力。

今回の「この恋はトランジット」でもその実力が発揮されているのです。

歌詞の中では「元カレ」の対応にモヤモヤとしたわだかまりを抱える少女が描かれています。

その純粋かつ複雑な乙女心に共感する人も多いはず。

「トランジット」ってどんな意味?

恋は通過点

【Someday Somewhere/この恋はトランジット】歌詞の意味を解説!思わせぶりな元カレへの画像

タイトルに含まれている「トランジット」という言葉。

日常では聞き慣れないですね。

「通過すること」

「航空機で目的国に行く途中に給油等のために一時的に他国の空港に立ち寄ること」

といった意味で使われる言葉です。

これだけ聞くと恋愛の要素は全然見当たりません。

でも「この恋は」という言葉の後に「トランジット」と続く点に注目です。

あくまで今経験している恋は「通過地点」であるという意味ではないでしょうか。

恋に囚われてしまっている自分から抜け出したい…。

そんな思いが感じられるタイトルですね。

初々しさが魅力のMV

透明感のある色彩

「この恋はトランジット」のMVでは初々しさ溢れる素敵な映像が楽しめます。

水色とブルーグレーを基調とした衣装が透明感を出していて、とっても眩しい!

自然体の姿で歌っていて笑顔もたくさん零れています。

デビューしたての彼女たちにしか出せない魅力ではないでしょうか。

これからどんな活動をして「原石」を磨いていくのか楽しみになってきます。

そして、各メンバーが同時に映し出されて思わず目で追ってしまう、欲張りな構成ですね。

また、舞台となっている室内も良く見るとオシャレ。

彼女たちの衣装のカラーを意識したグリーンやブルーのカラーが統一感を生んでいます。

それは淡い恋心?

「君」のそば

広い校庭 君を探している
一瞬のミラクルで 君の元 行けたなら
今はきっと この恋 トランジット (Yeah,Yeah,Yeah)

出典: この恋はトランジット/作詞:指原莉乃 作曲:K-WONDER・SAS3

教室の窓ごしにぼんやりと好きな人の姿を探している…。

まさに青春の一場面ですね。

同じ経験をしたことのある女性は案外多くいるのではないでしょうか?

そして「今すぐにでも君のそばへ行きたい」と思うほど強い想いが胸にこみ上げているようです。

隣の席にドキドキ

眩しい日差し 聞き飽きた授業
いつも通りなのに何にも 手につかない
隣の席 君が輝いて
一緒に過ごした時間
思い出し 恋煩いね

出典: この恋はトランジット/作詞:指原莉乃 作曲:K-WONDER・SAS3

とある授業中の一場面からAメロが始まりました。

「君」とはなんと隣の席のようです。

席替えはいつだってドキドキする瞬間。

好きな人の近くになれるかな…。

仲のいい人は周りにいるかな…。

そんなことを考えながら挑むことでしょう。

そして意識していた「君」が隣の席になったのです。

授業に集中できない様子から「君のことを考えいる」ことが伝わってきます。

ですが、「君」を意識しているのは単なる恋心ではないようです。

「君との思い出」が蘇って心が騒めいている…。

「君」との間に何があったのか、読み進めていきましょう。