「The Moon/藤原さくら」は劇場版〇〇の主題歌！ミステリアスな歌詞&収録情報を徹底解釈♪

A post shared by 藤原さくら (@mammothsakura) on Feb 12, 2018 at 10:54pm PST

藤原さくらさんは、福岡県出身のシンガーソングライターです。

同じビクターエンターテインメント所属の家入レオさん、大原櫻子さんと仲が良く、ビクター3人娘と称されています。

メジャー1stフルアルバムとなる「good morning」に収録されている『「かわいい」』がFM802のヘビーローテーションに抜擢され話題となりました。

アメリカのジャズシンガー、ノラ・ジョーンズを彷彿とさせるようなスモーキーな歌声で、歌声を聴いただけで抱きしめたくなるようなイメージがあります。

その後、アルバムリリースから半年足らずで、福山雅治さん主演の「ラヴソング」にヒロイン役としてドラマ初出演が決定しました。

「ラヴソング」には若手シンガーソングライターの新山詩織さん、Leolaさんなども出演しており、非常に音楽色の強いドラマになりました。

ドラマ出演は1度だけであるものの、ドラマ出演以降藤原さくらさんの楽曲は6つのタイアップを獲得し、これまで以上に活動の幅を広げています。

藤原さくらさんの「The Moon」は、2018年2月7日に配信限定でリリースされました。

藤原さくらさんは作曲に関して、メジャー調の明るい曲よりも、暗いマイナー調の曲の方が得意で、「The Moon」もマイナー調になっています。

筆者も藤原さくらさんは、マイナー調の方が歌声の良さが引き立つと思っているので、切なさが上手く表現されていて良いと思いました。

”月”がテーマになった曲ということですが、藤原さくらさんの楽曲には「The Moon」以外に「お月さま」という楽曲がありました。

こちらは打って変わってメジャー調の明るい曲なので、とても対照的といえる楽曲です。

A post shared by 林 晃 (@hikaru884) on Feb 15, 2018 at 8:08am PST

「The Moon」は、劇場版第二部「コードギアス 反逆のルルーシュⅡ 叛道」の主題歌として書き下ろされました。

作詞作曲を担当したのは藤原さくらさんで、編曲には音楽プロデューサー、マルチプレイヤーとしても活動しているmabanuaさんが携わりました。

mabanuaさんは藤原さくらさんのアルバム「good moring」や「PLAY」にも携わっており、親交が深いアーティストです。

「コードギアス」といえば、FLOW、ORANGE RANGEといったロックバンドや、何度もタイアップしてきたALI PROJECTという印象が強いかと思います。

今回のタイアップには、これまでの「コードギアス」に関わっていない人を起用し、新しい要素を加えたいという意図があったようです。

更に近い年代の人が良かったという理由も重なって、藤原さくらさんが選ばれました。

これまでアップテンポが多かった「コードギアス」に全く新しいアクセントが加わることになりました。

「The Moon」のMVになります。

全編アニメの映像になっています。暗く切ない楽曲のように、MVにもほとんど笑顔や希望が見られず、物悲しい印象を受けました。

優しい歌声ですが、とても惹きつけられる声です。柔らかいのに強さも感じられるような、グッとくる歌声が映えて聴こえてきます。

とにかく明るいワードは、全くと言えるほど出てきません。

ただ、そんな中でも藤原さくらさんの歌声は温もりがあり、生きようという希望が少しだけ感じられます。

藤原さくらさんに主題歌を歌ってもらったのは間違いないと言い切れるでしょう。

直接的に相手を表すワードは出てきませんが、常に敵がいるような歌詞に感じますね。