【推しごとメモリアル/オメでたい頭でなにより】メンバーが○○してるMVに注目☆シングル「鯛獲る」収録

「推しごとメモリアル」のMVは、前半・後半の二部構成になっています。

1番では、アイドル側の日々を描いた歌詞に合わせ、メンバーが女子アイドルに扮装。

ばっちりメイクをしたその姿は、案外ちゃんと可愛らしく仕上がっています。

一方、オタク側の様子を描いた2番の衣装は、バンダナを頭に巻き、チェックシャツ姿のいわゆる「アキバ系」。

自撮りをしたり、ハートマークを作ったり、ペンライトを振りかざしたりと、それぞれになりきるメンバーの姿が見られます！

このMVでは、中盤に振り付け講座が用意されています。

オタ芸を思わせるフリを、メンバー自らが披露＆指導してくれているのです。

それほど難しい振り付けではありませんので、ぜひ覚えて、ライブでは一緒に踊ってみてくださいね！

赤飯の女声で歌われているのは、とあるアイドルの日常。

連日のインストアイベントは、体調不良でメンバーの何名かが欠席。

「DMは返せません」は、アイドルのTwitterアカウントでよく見かける文言です。

MVでも、「DMは運営管理」の文字がきっちり映っていますね。

インストアイベントやライブで疲れた脚を癒すため、ファンから差し入れられるのは、大量の湿布。

そんな日常に影を落とすのは、どこかのアイドルの運営が流す「大切なお知らせ」です。

脱退、卒業、活動休止…。

「大切なお知らせ」という言葉が持つ恐ろしさは、アイドルファンでなくてもご存知なのではないでしょうか。

最近のアイドルは、Twitterのフォロワー数などを非常に重視しているようです。

実際、「フォロワーさんが◯万人を突破しました♡」などと嬉しそうにツイートするアイドルは多いですよね。

フォロワー数を増やすために欠かせないのが、自撮りです。

仕事中の姿だけでなくプライベートをも切り売りしなければならない彼女たち。

私服を「ダサい」と言われてしまうこともあるようですが、余計なお世話と感じていても無理はないですよね。

どうやらこの曲に出てくる彼女は、アイドルらしい「ツインテール」がトレードマークのようです。

仲が良さそうに見えるアイドルたちですが、実際の関係はそんなに単純なものではないでしょう。

仲間であると同時に、ファンを取り合うライバルでもあります。

一人でもファンを増やし、他のアイドルのファンを取り込もうと、少しでも良い対応を心がけているようです。

「輝ける魔法」は、平たく言えば「お金」のことかもしれません。

でもきっと、彼女たちが輝ける理由はそれだけではないはず。

ファンの笑顔を見るため、今日もちょっぴり個性的な姿で、アイドルたちは活動を続けていくのです。

場面が変わり、2番で歌われるのはとあるアイドルオタクの日常です。

連日のようにライブハウスに通うこの人物（彼、としましょう）。

たった15分のステージに対して8倍もの物販時間が設けられているのも、アイドルならでは。

チェキを撮るなど、アイドルとの接触ができるのがこの物販時間です。

プレゼントに盗聴器を仕掛けるファンもいるようですから、自身が用意した「クマさん」が運営に没収されることは織り込み済み。

それでも応援しているアイドルに、何らかの差し入れをせずにはいられないようです。

そして、ここでもそんな日常に暗い影を落とすのは「大切なお知らせ」。

「どこかで」ということは、彼の応援しているアイドルに関するものではないのでしょう。

しかし、いつ「大切なお知らせ」の当事者になってもおかしくない…。

アイドルオタクは常に、そんな不安を抱えているのです。

「MIX」は、アイドル現場でよく見られるコールの一種。

「タイガー！ファイヤー！サイバー！」と始まり、「ジャージャー！」で終わるアレです。

この曲でも、イントロやアウトロに入れられていますね。

それがルーティンワークだという彼は、かなりのオタクだと思われます。

「推しからのレス」は、Twitterでのリプライなどでしょうか。

「俺もー！」コールは、ステージ上のアイドルがMCで話した内容に同意する時に使う言葉です。

アイドルを応援する上で欠かせないこれらは、彼がいかにその応援に打ち込んでいるかを表していると思います。