楽曲中盤に登場したフレーズが再び登場しています。

しかし先程と違うのは3行目の表現。ここでは溜まりに溜まったものが溢れ出したようですね。

同じくコップの中の水を僕の感情と捉えるならば、積もり積もった想いが溢れ出したと捉えられます。

様々な感情が渦巻きながらも、前半はやはり彼女が去った悲しさの方が大きかった様子。

しかし後半にかけて少しずつ、彼女が去ってしまったことを受け入れ始めたのではないでしょうか。

悲しさ以外の感情も増えてきたが故に、ここへきてそれが抑えきれなくなったのだと考えられます。

なんとも切ない、でもどことなく女々しい、今回はそんな主人公の心を読み解いてみました。

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