HIDE:
僕が生まれた時はどんな願いで抱いたの?
父と母にもらった自分
出逢った友達に教わったことだらけ
いつも アリガトウ
出典: out song ~アナタヘ~/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
自分がいまここに存在していることの有難さを気づかせてくれるような歌詞です。
両親はどんな気持ちで自分の誕生を迎えたのか、ふと気になる瞬間があったのでしょう。
今まで友達から教えてもらった色んなことにも感謝しています。
当たり前のような当たり前ではないことなのだと、改めて感じさせてくれますね。
「ありがとう」の感謝の気持ちを、常に持てる人でありたいものです。
僕達にできること
GReeeeN:
これまでの僕が目にした景色は
今 音となり 唄になって 誰かのもとへ
何が出来るだろう 何が出来るんだろう
この声が嗄れるまで探してくんだろう
出典: out song ~アナタヘ~/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
ここまで一貫して、「過去に捉われることはないのだ」というメッセージを送ってくれたGReeeeN。
これは、彼らの実体験からいえることなのではないでしょうか。
彼らがこれまで見て来たすべてが、彼らの音楽となって私たちに届いているからです。
しかし、こんなにも有名になり自分たちの音楽を作り出しても、まだ疑問がぬぐえません。
もっと「何かできることがあるはずだ」と、感じているからなのではないでしょうか。
そしてその答えは今見つかっていなくても、より良い自分になるために歌を歌い続けていくのです。
愛を持って生きて行こう
GReeeeN:
きっと世界は この一瞬一瞬の間も悲しみや涙を創るけど
素敵な想いは負けずにそこに居る
詩(うた)はきっとその意味を知っているから
そうだね いつの日もこの胸に 愛してる
出典: out song ~アナタヘ~/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
1行目では、今の世の中の生きづらさは仕方のないことであると伝えてくれています。
仕方のないことであり、抗えないことを嘆いても仕方ありません。
しかし、どんな世界でも、自分の信念を貫いて進んでいけば大事なものを守っていけるのです。
そしてそれは、音楽の力でもあると、GReeeeNは言っているのでしょう。
歌詞に込める意味を、彼ら自身大事にしているように感じますね。
歌詞に想いを込めることで、誰かの笑顔を作ることができる。
そしてそれは巡り巡って、誰かの大きな喜びにもなるし、自分たちの目指す姿になっていくのだ。
そんな意味が込められているのではないでしょうか。
自分たちの成すべきことを道しるべに、リスナーにもその方法を教えてくれているようです。
終わりに
いかがだったでしょうか。
ここまでGReeeeNの【our song ~アナタヘ~】の歌詞解釈をご紹介してきました。
タイトルに込められた「私たちの歌」というのは、GReeeeNの歌そのもののこと。
そして副タイトルである「アナタへ」は、私たちリスナーへのメッセージ、という解釈ができました。
自分たちの生き方や音楽への向き合い方を通して、「過去に捉われるな」というメッセージです。
過去にどんなことがあったとしても、今の自分を創るために必要なことであると思えますね。
GReeeeNの前向きな想いを感じる、暖かい1曲だったのではないでしょうか。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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