という歌詞が流れます。
何度も何度も挑戦していたら、失敗することもたくさんあるでしょう。
うまくいかないことだらけです。
それで悔し涙があふれるのは一生懸命取り組んでいる証拠である。
成功にすぐつながらなくても努力を認めてくれる、まるで応援してくれているような心強い歌詞です。
実際、一生懸命走っている3人は、見ていて胸をつかまれます。
がんばれ!と思わず声に出して応援したくなるような躍動感です。
最後には3人ともしっかりフラッグをキャッチし、CLEAR!
No.2 巨大シャボン玉
科学館などで体験できる巨大シャボン玉。
この中に3人が入るチャレンジしています。
巨大なシャボン玉をもう一人がつくり、その中に1人ずつ入っていきます。
大きなシャボン玉、というのはわくわくしますよね。
その中に入るというのはさらにわくわくします。
3人もとても楽しそうに入り、チャレンジは成功、CLEAR!です。
でもMVはそこで終わりません。
3人がシャボン玉の中からはじけて出てきます。
シャボン玉に入れば、チャレンジはCLEAR!なのですから、わざわざはじけるところまで映す必要はありません。
では、なぜはじけるところまで映したのでしょうか?
きっとなにかのメッセージがあるのでしょう。
どんなメッセージでしょうか?
壁だけじゃない!殻もやぶる!?
シャボン玉がはじける、というMVに込められたメッセージ。
それを読み解くには、このフルアルバム「TryAgain」のコンセプトでもある「跳躍」や「壁を超える」というのが大きな鍵になると思います。
シャボン玉がはじけて、中から3人が出てくる。
これは殻をやぶるということを意味しているのではないでしょうか?
自分をつつむ見えない壁をやぶり、さらに跳躍する。
そういったメッセージが込められているのでしょう。
ただ3人が楽しんでいる姿だけではない、メッセージ性の非常に強いMusicVideoということが感じられます。
No.3 セイル作り!?
セイルってなに?
トライセイル(trysail)とは、嵐の際に風に対抗するためにフォアマストとメインマストの後ろに設置される帆のことである。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/帆#トライセイル
そして、セイルだけですと、
帆(ほ)とは、風により船の推進力を得るための器具である。ヨットなどの洋装帆船において英語「sail」からきたセイル(セール)またはこれが訛ったスルなどと呼称される。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/帆
なので、セイル作りは帆を作るということですね。
アルバムを買ってのお楽しみ?セイル作り!?
MVの最後、CMに入る直前にフェードしていく中で「セイル作り」という文字が確認できるのにお気づきでしょうか?
その文字の下で、3人がハケやペンキの缶、ローラーのようなものを持っているのが一瞬だけ見えます。
そしてMVの途中(1:05あたり)でも3人が色とりどりのペンキが塗られた白い幕のようなものの前で歌っているのです。
また、MVの後のCMの最後に大きな旗のようなものを掲げる3人。
これが完成したセイル?
これらのことを総合して考えると、巨大な帆に3人が思い思いに帆へ何かを描くMVが撮影されたのではないかと憶測できます!
そして、その完成品が、CMの最後のセイルではないでしょうか?
(あくまで憶測ですが)
おそらく、DVDのMVにはこのMusic Video YouTube EDIT ver.ではカットされた様々な3人の挑戦が見られるのでしょう。
とても楽しみですね!
まとめ
こうしてMVを徹底的に読み解いてくると、どの挑戦にも、メッセージが込められていることがわかりました。
3人の挑戦はこの3つだけでなく、まだまだあるようです。
私たちもさまざまなことに挑戦していきましょう!
TrySail【azure】MVを解説!街中で3人は何をしているの?続・終物語の世界観にもマッチ♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
TrySailの『azure』は劇場アニメ『続・終物語』のエンディングテーマになっています。アニメの世界観とマッチしたMVにはどんな想いが込められているのか。徹底解説していきます。