結局タイトルそのままの失恋ソングだった「Dream Away」。

ただアーティストの背景を重ねて深読みするのもおもしろそう。

というわけで作詞&ボーカルのプム・ヴィプリット(Phum Viphurit)さんについてディグります。

タイのヤングスター

Phum Viphurit/Long Gone

プム・ヴィプリットさんはタイのヤングスターと呼ばれるシンガーソングライター

生まれたのはタイですが、9歳から高校を卒業するまではニュージーランドに移住していたそう。

タイに戻ってきて2014年「Adore」でシングルデビューを果たしたのが19歳のこと。

アルバムデビューは2017年リリースの『Manchild』でした。

その収録曲「Long Gone」が世界中で話題に!

移住生活

10代のほとんどを過ごしたニュージーランドからタイへの再移住。

こうした国際感覚はさまざまなテイストを含む音楽制作には役立ちそうですよね。

でもデビューアルバムのタイトル『Manchild』の意味は大人になりきれない子ども……。

移住生活には別れがつきものでしょう。4年も忘れられない思い出があるのもうなずけます。

ただ「Dream Away」で失恋を歌に例えて音楽へと昇華したと考えると未来へつながりそうです。

STUTSさんについてもっと知りたい!

【STUTS/Dream Away】プム・ヴィプリットとコラボの歌詞を解説!夢のような恋の結末は?の画像

では「Dream Away」でSTUTSさんは何をしていたの?というポイントを再確認。

STUTSさんはトラックメーカー/MPCプレイヤーです。

トラックメイクとはざっくりいうと作曲のこと。

わからないのはMPCプレイヤーという人もいるかもしれません。

MPCとはAKAIのサンプラーのこと。

マイクで拾った現実音をデジタル音源に変換=サンプリングして演奏できる電子楽器です。

機械オンチでさっぱりわからない……という人はこちらのMVをご覧ください。

星野源/アイデアに参加

星野源/アイデア

2018年8月に配信リリースされた星野源さんの「アイデア」

NHKの朝ドラ『半分、青い。』の主題歌ですね。

このMVでMPCプレイヤーとして参加しているSTUTSさんの姿を観ることができます。

アイデア」の歌詞の意味について知りたい人はこちらの記事をチェック!

ちなみに星野源さんといえば『映画 ドラえもん のび太の宝島』の主題歌ドラえもん」も話題。

そのカップリング曲「The Shower」にもSTUTSさんはMPCプレイヤーとして参加されています。

ニューヨークの路上ライブ

STUTS performed with MPC1000 on 125th St, NY (Harlem)

もっとわかりやすいのがこちら。

2013年2月にニューヨークのハーレムで敢行された伝説の路上MPCライブの模様です。

ん~かっこいい!STUTSさんについてもっと知りたい!と思った人はこちらの記事をどうぞ。

天才ラッパーと評判のPUNPEE(パンピー)さんとコラボした「夜を使いはたして」

STUTSファン必聴の名曲です。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね