繊細な歌詞を三浦大知の美声で表現!
モデル・作曲家のKōkiが作曲を務めた
歌唱力、ダンス・パフォーマンス共に高い評価を受ける三浦大知。
彼のダブルA面シングル『片隅 / Corner』が2019年6月12日に発売されました。
実に25枚目となるシングルですが、今回ご紹介するのは『片隅』というタイトルの楽曲。
同曲は、なんとあの木村拓哉・工藤静香夫妻の次女として知られるKōkiさんなんです。
モデルのイメージが強い彼女ですが、実は音楽の才能もあるのだとか。
母・工藤静香さんや中島美嘉さんなど著名なミュージシャンへ楽曲提供している経歴があります。
特別な一曲となりそうな同曲ですが、どんな歌詞が綴られているのでしょうか?
まずは、MVからチェックしてみましょう。
MVをチェック!
三浦さんが歩いていく先には?
海岸沿いを歩いている三浦さん。
ごくごく普通の見慣れた景色のようではありますが、私たちが知らない遠い場所のようにも思えます。
一体、彼はどこへ向かうのでしょうか。
注意深く彼の歩く道端を見てみてください。
白い図形のようなオブジェがそこかしこに設置されているのに気づくかと思います。
これは何を表しているのでしょうか。続きを見てみましょう。
歌いながらひたすら前へ進む三浦さん。
彼がたどり着いた先には、ジャケット画像でも登場していた白い壁のようなセット。
タイトルの『片隅』を連想させる作りです。
ここへ到着するまでに点々と姿を現していた白いオブジェ。その集合体のようにも見えますね。
三浦さんはこの白いセットを求めて歩いていたようです。
結局目的地は判明しましたが、このセットが何を意味しているのかははっきりとはわかりませんでした。
では、歌詞を合わせて読むことで理解できるでしょうか。
歌詞を解釈!
冒頭から意味深
いつも同じ場所で同じ愛を
そっとただ渡してくれた
シャワーの音 耳を塞ぐ
日々の終わりは穏かで
胸に残る もどかしさも
床に流れたふりをする
出典: 片隅/作詞:三浦大知 作曲:Kōki
主人公には変わらぬ愛情を注いでくれる相手がいたようです。
過去形になっているので、既に別れているのでしょうか。
仕事でクタクタになって帰ってきた後、入浴の最中にふと別れた相手思い出している主人公。
入浴中っていろんなことを考えてしまったりしませんか?
リラックスする時間なので、いろんなアイデアが浮かびやすいとも言われていますが…
反面、忘れようとしていたことを思い出してしまうことも。
せめてシャワーを強く流して、考えないように努めているという光景が目に浮かびます。
まるでドラマの一場面のようですね。
明日に希望が持てた理由
思い通りにならない思い
うまくいかない事だらけでも
また明日に大きく手を振るのはきっと
君が隣にいてくれたからで
出典: 片隅/作詞:三浦大知 作曲:Kōki
辛いこと苦しいことがあった日。
「もう明日が来なければいいのに」と嫌になってしまうことってありますよね。
そんな時、恋人や家族が支えてくれるかどうかは、かなりモチベーションを左右することです。
いわゆる「明日への希望」は「君」の存在があるからこそ抱けていたと主人公は考えています。
きっと付き合っている時は、自分にとってそんなに大きな存在だとは思っていなかったのではないでしょうか。
前と同じシチュエーションでも、明日へ立ち向かう気持ちが産まれないということに愕然としているのかもしれません。
先ほどの歌詞で仕事から帰ってきた後の描写がありましたが、一人だと色んなことを考えてしまうという人もいます。
今までは「君」と一緒にいることで嫌なことを必要以上に考えなくて済んでいたのでしょうか。