DREAMS COME TRUE【なんて恋したんだろ】歌詞の意味を解説！終わった恋の温かさに涙…

曲の冒頭に出てきた「気遣い合っていた」という歌詞から分かるように、彼もまた彼女のことを気遣っていました。

友達の関係とは違う、彼女だけを特別に思う彼の態度や言葉、気遣い。

その全てに、彼女はその都度恋していたのではないでしょうか。

だからこそ、彼女が少し歩み寄れば離れずに済んだかもしれないのです。

しかし彼女が今まで我慢してきた思いを口に出すことで、均衡が破られる可能性もあります。

思いは伝えたいけれど、恋を壊すことなく守りたい。その一心だったのでしょう。

それほどまでに「大切な大切な」恋だったのです。

泣きながらうどんを食べることは、なかなか大変なことではないでしょうか。

話をして精神的に疲れた上に、泣くことにも、おうどんをすすることにもパワーが必要です。

途中で切り上げて「残してごめんね」と言うことだってできたでしょう。

しかし彼は、おうどんを残さずに食べました。彼はこの期に及んでもまだ、彼女を気遣っているのです。

二人の恋は、いうなれば「気遣いの恋」。

お互いの思いを気遣いに変えて、日々を過ごしてきました。

きっと彼がおうどんを平らげたことが、最後の気遣い。

おうどんを食べ終わったことで、二人の恋が終わったのです。

大切な大切な恋が終わりを告げたその瞬間を、彼女は忘れないと誓いました。

恋愛の形は十人十色です。

「なんて恋したんだろ」の二人は、愛するがゆえに気を遣いすぎる恋をしました。

自分の気持ちを優先することができない恋でした。

別れの瞬間まで気遣い合ったのです。

彼女が次に恋するときはきっと、この恋と同じぐらい素晴らしい恋になるでしょう。

次こそは、相手の心と自分の心も愛して欲しい、そう願ってやみません。

失った恋から一歩踏み出す勇気をくれる「笑顔の行方」。

後悔を後悔で終わらせない、強くなった女性が描かれています。

できたてホヤホヤの恋をしている方には「The signs of LOVE」をおすすめします。

これからも想い続けるサインを発しましょう！