散らかったこの狭い部屋は 孤独と二人息が詰まる
文句を言いながら片づけてくれた君は出かけたまま
君に貰ったタンブラー 自由の女神のイラストも
部屋の隅で寂しそうな顔をしてる

出典: かくれんぼ/作詞:優里 作曲:優里

今は僕だけしかいない部屋には君との思いでが詰まった物がたくさんある情景が想像できます。

君と一緒にいた時はそれら全てが幸せの一部だったのに。

独りになってしまうと幸せの一部はただただ虚しい塊のように感じられます。

そんな僕の寂しさや虚無感がストレートに表現されている歌詞です。

また、この歌詞から分かるように君は出かけたまま帰ってきていない様子。

「またね」と別れたあとに電話やLINE等で別れを切り出されてしまったのでしょうか。

そう考えると別れたという事がリアルだと実感できていないという風にも考えられます。

かくれんぼという現実逃避をしているようだと解釈することも可能です。

別れてしまった事への後悔

バカだよなわかってるよバカさ
もう君からは僕を感じないんだ
君の頭の中は 満員まるで朝の小田急線
僕が乗り込む隙間なんて ないのかな
ひとりにしないで

出典: かくれんぼ/作詞:優里 作曲:優里

上記でも解説したように僕は唐突に別れを切り出されたのでしょう。

その時は深く考えずその別れをOKしてしまった。

君とのつながりがなくなったことで初めて分かる焦りや喪失感。

もうそれは僕が君の中に入り込む余地がないことを実感したのでしょう。

大切なものは失ってから実感するという言葉は良く聞くことがあります。

この歌詞の部分は僕のやってしまった感がよく出ており、共感できるポイントの1つです。

「ひとりにしないで」という部分には、悲壮感をグッと煽られてしまいます。

君を探してしまう

じゃんけんで負けて僕が鬼?
そんな上手に隠れないで
出てきてよ もういいだろ日が沈む

出典: かくれんぼ/作詞:優里 作曲:優里

君と別れてしまってもう会えないという事が分かっているのに、未練がましく君の姿を探してしまう。

本心では君がこの部屋にいないことは分かっているはずです。

それでも僕は君の姿を探してしまう手を止められない。

かくれんぼを上手く例えにいれられているのですごくイメージがしやすいですね。

うまく隠れているだけで本当は部屋のどこかにいるんじゃないか。

いないと分かり切っているのに、そんな淡い希望を抱かずにはいられない葛藤を表しています。

グッバイの意味

「かくれんぼ」の歌詞にはサビの終わりに「グッバイ」という歌詞があります。

これはどういった意味なのでしょうか。

ストレートに考えると分かれた君とさよならをする意味というのが妥当です。

僕はまだ未練があるけど君がいないんじゃ嘆いていても仕方が無い。

辛いけど、まだ立ち直れてないけど、さようなら。

こんな意味合いのように考えられますね。

「グッバイ」の前の歌詞で「もういいかい」と繰り返しているのも、君に問いかけている様子。

と思うと同時に僕自身が踏ん切りをつけるために2回繰り返しているとも考えられます。

彼女と別れた理由は?

上記の歌詞解説の通り、「かくれんぼ」は僕と君が別れてしまった歌です。

曲を聴いていると失恋ソングをリアルに表現している楽曲だと感じられますね。

しかし、歌詞をじっくりと見て見ると本当に失恋しただけの歌詞なのか少し疑問が残ります。

唐突に別れを切り出されたような内容で、何より僕が全然吹っ切れていない様子。

吹っ切れていないのは個人個人の恋愛観によって納得できるできないがあるかもしれません。

しかし彼女が「またね」と言ったのに出かけたまま帰ってきていない様子。

こう考えると、ただ単に別れを切り出されたのではなく、不慮の事故か何かで亡くなってしまった。

死別してしまい、二度と会えないという違う解釈も可能です。

一体君はどうなってしまったのでしょうか。

歌詞とは正反対のMV

「かくれんぼ」の歌詞は君の事を想う切ない想いが綴られています。

しかしYouTubeに投稿されているMVは君との幸せそうな映像ばかり。

この映像があることによって、より一緒にいた頃が幸せだったと感じることができます。

君の笑顔も泣き顔も僕の大切な幸せの一部だったのでしょう。

MVでは幸せを表現している裏で、歌詞では一方的に去ってしまった君へ未練を歌う。

このMV、普通に恋愛の別れだと少々重たいと感じる人もいるのではないでしょうか。

しかしこれが二度と会えない存在になっていると考えると…。

どっちの意味としても捉えることができるのが、また面白い所です。

どちらにせよこのMVと歌詞が真逆の意味合いを持つことによって、より僕の悲しみが伝わります。

「僕」はどうなったのか