這いつくばって
近づいた⽇暮れ
明⽇へ乗り出してみよう

出典: スイミー/作詞:持田香織 作曲:早川大地

波のない穏やかな海の上で泳いでいるうちに日は暮れてきます。

日が暮れて今日を振り返って気づいたことがありました。

目の前に浮き輪はあったのに使おうとしなかっただけだったんだ!

そんな重要なことに気づいたといえます。

「明るくなるまで待ってからまた泳ぎ出そう!」

もうすぐ「君」のもとにたどり着けると信じて夜が明けるのを待ちます。

いつでも会える「君」

かたらずも
分かちあえるなら
ためらいもせずに君に触れたいな
きらめいて溢れだすように
⽇々を泳いだ

出典: スイミー/作詞:持田香織 作曲:早川大地

もういつでも「君」に触れることができるという自信が湧いてきました。

「新しい自分」という価値観を受け入れることができたと言っています。

好きなあの人に告白して想いを伝えたときどんな気持ちでしょうか?

たとえうまくいかなかったとしても「昔の自分」とお別れできたはずです。

「願いは叶わなかったけれど、できることを精一杯頑張った」

そんな「自分を認めてもいい」のではないでしょうか?

もう一つのストーリー

Every Little Thing【スイミー】歌詞の意味を解説!泳いだのはどんな日々?その行方は?の画像

実はこの「スイミー」という曲は同名の絵本のお話とも重なっています。

『スイミー』(Swimmy)は、オランダ出身のアメリカの絵本作家レオ・レオニ作の絵本である。1963年に出版された。谷川俊太郎が訳した日本語版の正式な題名は『スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし』。光村図書出版が発行する小学校2年生用の国語教科書に1977年から載録されている。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/スイミー

「スイミー」という絵本は小学校の頃に読んだことがある人も多いのではないでしょうか?

簡単なあらすじを説明するとこうです。

「大きなマグロに兄弟を食べられた主人公が、臆病な小魚たちと協力してマグロを撃退するお話」

ここで出てくる主人公は「自分だけ周りと違う」ことにコンプレックスを持っています。

でも他の魚とは違うという欠点を長所に変えて「チームの役に立てる」ということに気づきました。

ELTの「スイミー」を聴きながら、今回紹介した絵本を読むと大人になってから気づくことが多いはずです。

最後に

Every Little Thing【スイミー】歌詞の意味を解説!泳いだのはどんな日々?その行方は?の画像

「スイミー」は自分の中にある海をどうやって泳いでいけばいいかを教えてくれる曲です。

「ちょっと刺激が足りない」

そう感じているあなたにとって、知らない世界を覗けるきっかけになるかもしれません。

泳ぎ方を忘れてしまったあなたへ

Every Little Thing【スイミー】歌詞の意味を解説!泳いだのはどんな日々?その行方は?の画像

大好きなあの人のもとへ真っすぐに泳いでいきたい。

でも様々な障害物で前に進めないときに聴いてほしい曲です。

透き通る伸びのある歌声で日本中を魅了した、Every Little Thing。今回は、大ヒットしたFor the momentに注目して、その歌詞の意味を紐解きながら見ていきましょう。

「開いてしまった距離を埋めるために、昨日までの自分を変えなくちゃ!」

そんなストレートな歌詞が胸にグッと刺さってきます。

ボーカル持田香織さんの歌声が時を経て変化していることにも注目して聴いてみましょう。

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