BiSH【CARROTS】ミニアルバム全曲解説！リード曲「I am me.」以外にはどんな曲がある？

6人がワンフレーズごとにマイクをリレーしていく導入部。

その先に待っているのはサビでの美しくも儚いハーモニーです。

人生は『NO SWEET』だから胸の痛みを分かち合おう。

そんな優しい世界観に涙腺決壊確実曲です。

『NO SWEET』はおそらく『CARROTS and STiCKS』においてもキーとなる楽曲なのでしょう。

未聴の方はこの1曲のためにでもApple Musicに今すぐアクセスしてください！

ここまでミニアルバム『CARROTS』収録曲を解説してきましたが...。

あくまでもこの作品の役割は「#BiSHアメトムチ」の「アメ」です。

ここで対となる「ムチ」、つまり『STiCKS』についてもおさらいしておきましょう。

清掃員の皆さんはすでに数万回リピートしていると思いますが。

リード曲の最凶スラッシュナンバー『遂に死』は「Tiny shit（クソガキ）」との掛詞？

死亡フラグ満載なカオスなMVの解説は以下のリンク先をご覧ください。

90年代のインダストリアル＆デジタル・ハードコアへのオマージュの『FiNALLY』。

『優しいPAiN』では『スパーク』にゆらゆら帝国の『冷たいギフト』のサイケ感を詰め込む始末です。

そして『FREEZE DRY THE PASTS』ではグランジサウンドの最果てまで向かおうとしています。

これをメジャーレーベルの、アイドルグループの作品だと認識するには相当な頭の整理が必要です。

しかしリリース先のavexからは「好きにやってくれ」と公認をいただいているのがBiSHの凄さでしょう。

『CARROTS and STiCKS』は先行配信の8曲＋6曲の計14曲を予定しています。

どんな作品になるのか...avexの担当の方が一番ハラハラしているかもしれません。

今回はBiSHのApple Music独占配信ミニアルバム『CARROTS』を全曲解説いたしました。

サウンドプロデューサー松隈氏曰く収録したのは「売れる！」「カッコいい！」楽曲のみ。

そして『STiCKS』と合わせた「#BiSHアメトムチ」プロジェクトの一環。

つまり来るべきフルアルバム『CARROTS and STiCKS』への布石だったのです。

さてWACKを牽引するのがBiSHだということは間違えようのない事実でしょう。

さらにメインプロジェクトであるBiSは2019年5月11日でまさかの解散をしています。

しかしWACKにはBiSH以外にもブレイク必須のグループがその枠を虎視眈々と狙い定めているのです。

その筆頭株がカミヤサキ率いるGANG PARADE。

2019年4月にようやく『ブランニューパレード』でメジャーデビューを果たしています。

彼女たちのインディーズ最後のアルバムからのリード曲『LAST』の解説記事も併せてご覧ください。

そしてGANG PARADEの地位を影から狙い撃つ黒い影の存在も気になります。

WACKとavexによる共同プロジェクトのEMPiREです。

メキメキと頭角を現しつつあるEMPiREの泣ける名曲といえば『ピアス』。

こちらも解説記事をぜひご覧ください。

最後に2019年夏にフルアルバムをリリースするあのバンドも紹介させていただきます。

BiSHの「僕の妹がこんなに可愛いわけがない」担当アユニ・D率いるPEDROです。

NUMBER GIRLの再結成はPEDROの影響が強いのではないか？

そんな疑惑さえ持たせる『自律神経出張中』の解説記事も必見です！