まずは音と映像で懐かしもう

今回紹介させていただきます曲は「Mi」を代表する曲といっても過言ではない名曲「未来の地図」

まずはこちらの動画をぜひご覧ください。

「未来の地図」のミュージックビデオでございます。

もしかすると、音楽テレビ番組のランキングコーナーなどでご覧になったことがあるかもしれません。

コメント欄には「かわいい」、「青春」、「時代の流れを感じる」などといった声が続々寄せられています。

リアルタイムで「未来の地図」を聴いていた方々は、これらと似た感想をもつのではないでしょうか。

「未来の地図」の歌詞を独自解釈!

それでは早速「未来の地図」の歌詞についての独自解釈をはじめていきましょう!

幸せのルーティン

午後一番の風たち 今やわらかく吹きぬけ
ねえ あなたに伝えたい ねえ 大好きがとまらない

電話のあとに届いた「おやすみ」のメール
一人じゃない 感じてる こんな時にでも

出典: 未来の地図/作詞:Mi+H 作曲:Mi+G

夜が明けてところどころに光が差し込み、様々な生命活動が個々に始動していく…。

一日の始まりは午前0時からというより、むしろ「おはよう」と目覚める朝の訪れから。

これからの自身の活動の準備と、やらなければいけないことをテキパキと午前中の間に済ませます。

自分の思い描く大切な時間をできるだけ多くつくるために、短期集中で一気に終わらせる!

そして作業を終えたとき、やって来るフリータイム、感じる解放感と安心感

ホッと一息、余裕が生まれたその心へ不意に大きな衝動が訪れます

その内容こそが、この歌詞が示していることでしょう。

きっかけは油断しているときに突然やってくるもの。

それが幸せなものであれば、これ以上に嬉しいサプライズプレゼントはなかなかありません。

もうこうなってしまってはとまること、やめることなんてできないでしょう。

恋に焦りは禁物!

好きだよ
残さず全部ほら 二人のことを話そうよ
静かに一つずつ 心の扉開く
永遠より長い 確かな時を感じてる
覚えていてよね 涙はずっと二人分だよ

出典: 未来の地図/作詞:Mi+H 作曲:Mi+G

最初の二行だけで完結してしまうと、どうも自分本位な恋愛…いや、むしろワガママになってしまいます。

後半の歌詞からにじみ出てきているのは、相手を想う気遣い

そして後半の内容だけであっても、「良い人」で終わってしまいそうな関係になりがち。

このサビの歌詞をトータルして見えてくるのが「理想的な恋愛バランス」ではないでしょうか?

焦らずじっくり、でも「自分」と「相手」がしっかり確立されている関係…素敵ですね。

スモールステップ

小さな約束だけど 今 あなたと交わしたい
ねぇ どんなことがあっても ねぇ 一緒に歩こうね

ちぎれてく雲 舞い降りる光の粒よ
去年より 昨日より 輝いていたよ

出典: 未来の地図/作詞:Mi+H 作曲:Mi+G

大きな夢や目標を成し遂げるために必要なことは、一つひとつの小さな成功を重ねていくこと。

そして、そのために綿密な計画を練り込むことです。

具体的な一歩一歩の進歩が、より鮮明に理想を実現することへの最短距離になります。

衝動的で勢いがあった一番の「ねえ」が、今回「ねぇ」となっていることにお気づきでしょうか?

冷静に、時には計算高く、地図を描いていこうという姿勢の表れです。

希望をカタチに