ジャケットのカラフルなアートワークにアルバムの内容がよく表れています。
カラフルでポップ、でも開けてみるまでわからない。
宝石箱のようなびっくり箱のようなワクワク感を味わうことができます。
初めて聴いた時、本物のPOPとはこういう事なのか、と感動した記憶があります。
前半はベストアルバムかと思う程豪華なナンバーが目白押し。
「水上バス」「花の匂い」は是非一度は聴いて頂きたいナンバーです。
「花の匂い」は桜井さんの亡くなられたお父様を思って書き上げられた曲と言われています。
美しく優しいメロディーに胸が締め付けられます。
まるで一つ一つプレゼントの包みを開いていくような胸の高鳴り。
そしてそれを締めくくる「花の匂い」の強いメッセージ。
非常に完成度の高いアルバムです。
未だに多くの人に愛され続ける「HANABI」や、ファンの間で高い人気を誇る「エソラ」。
どれもが外すことのできない、必然性に溢れた作品です。
1.終末のコンフィデンスソング
2.HANABI
3.エソラ
4.声
5.少年
6.旅立ちの唄
7.口がすべって
8.水上バス
9.東京
10.ロックンロール
11.羊、吠える
12.風と星とメビウスの輪
13.GIFT
14.花の匂い
出典: https://www.amazon.co.jp/SUPERMARKET-FANTASY-Mr-Children/dp/B07D387ZRF/ref=sr_1_82?ie=UTF8&qid=1536473231&sr=8-82&keywords=%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%AB
第2位「深海」5th(1996)
日本音楽史に残る名盤
個人的には圧倒的1位のアルバムです。
1枚のアルバムの中でこれほど濃厚な完成された世界を創造できるのだという感動を覚えます。
間違いなく、日本音楽史に名を残す名盤です。
しかし、その個性の強い世界観から、発売当時から賛否両論意見が分かれるアルバムでもあります。
したがって今回は2位にランキングしました。
「Dive」に始まり「深海」に終わるこのアルバムは徹底して世界観が統一されています。
聴き進めるにつれて深い海を潜っていく。
そしてたどり着くのは光も差さない、魚も泳いでいない「深海」。
このアルバムがもたらす音楽体験はミスチルにしか実現できない唯一無二の世界です。
ミスチルにポップさを求めるファンにとっては敷居が高いかもしれません。
しかしながら、このアルバムは多くのコアなロックファンから高い評価を得ているアルバム。
音楽的な評価のみでいえば、1位といっても良いのではないでしょうか。
桜井和寿のアート性が爆発した、邦楽ロック史に残る名作といえるでしょう。
1.Dive
2.シーラカンス
3.手紙
4.ありふれたLove Story ~男女問題はいつも面倒だ~
5.Mirror
6.Making Songs
7.名もなき詩
8.So Let's Get Truth
9.臨時ニュース
10.マシンガンをぶっ放せ
11.ゆりかごのある丘から
12.虜
13.花 -Mémento-Mori-
14.深海
出典: https://www.amazon.co.jp/%E6%B7%B1%E6%B5%B7-Mr-Children/dp/B07D38BZMT/ref=ice_ac_b_dpb?ie=UTF8&qid=1536508175&sr=8-1&keywords=%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%AB+%E6%B7%B1%E6%B5%B7
第1位「シフクノオト」11th(2004)
王者ミスチルの貫禄
堂々の第1位は「シフクノオト」です!
「シフクノオト」でシングルになっているのは「Any」「HERO」「掌/くるみ」の4曲。
アルバム曲もシングルに負けない知名度・人気のある曲ばかりです。
この曲シングルじゃなかったんだ、と後で気付くこともよくあります。
アルバムタイトル「シフクノオト」は様々な意味を持ちます。
それと同時に収録される楽曲も様々なコンセプトです。
雰囲気は決してPOPではなく、むしろ重いと言ってもいいでしょう。
それでも、アルバムを聴いてまず思うのはこれは「至福の音」だということ。
「シフクノオト」というタイトルが多面性を持つように、人生にも色々な側面があります。
それは必ずしもいい面とは限りませんが、このアルバムは「幸福」「至福」を表現します。
人生の多様性を見事に音楽に昇華したMr.Chirdrenの真骨頂です。
「深海」では、重厚でダークな世界観を見せていた彼ら。
年月を経て彼らが描いたのは、暗い海底から地上に出て目にした広い世界でした。
人生の酸いも甘いも全肯定するかのような、様々な光景を見てきた彼らだからこそ奏でられる音が詰まっているのです。
収録されている12曲がそれぞれに異なる輝きを放ち、このアルバムを特別なものとしています。
ミスチルにとっての王道を感じられる、誰の心にも十中八九刺さるといえるアルバム。
もしあまりちゃんと聴いたことがないという人がいれば、是非通して聴いてみてください。
「深海」の頃のような激しさはここにはありませんが、年月を経て洗練された彼らならではの鋭さを感じられるはずです。
1.言わせてみてぇもんだ
2.PADDLE
3.掌
4.くるみ
5.花言葉
6.Pink~奇妙な夢
7.血の管
8.空風の帰り道
9.Any
10.天頂バス
11.タガタメ
12.HERO
出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%82%AA%E3%83%88-Mr-Children/dp/B07D37PTMV/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1536508645&sr=8-1&keywords=%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%AB+%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%82%AA%E3%83%88
まとめ
ミスチルのアルバムは名盤揃いなので、聴き手によってアルバムのランキングも全く異なるかも知れません。
もちろん、正解不正解はありません。
ご自分のTOP10と比べて、こんな捉え方もあるのだと少しでも参考になると幸いです。
今回ご紹介したアルバムに収録されている楽曲の記事をご紹介します。
是非ご覧ください。
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