いきたかった場所だから
昨日の夜できた唄を持って
夢に見た街まで行くよ
こんなにステキな事 他にはない だから
ひとりぼっち 空の下で
上手に唄ってみせるから
出典: バイバイ、サンキュー/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央
誰もいないひとりぼっちの中、それでも行く理由はただ1つ。
その場所がずっと行きたかった場所だからにほかなりません。
優しい場所を離れてでも叶えたい夢があります。
今は旅立つ前夜だから感傷的になっているのでしょう。
けれども街につけばその感情は新しい場所への期待と喜びに胸膨らむはずです。
新しい場所での生活に追われて寂しさを感じる暇もないでしょう。
毎日が輝いて見えるはずです。
独りではない
僕の場所はここなんだ
おじいさんになったって 僕の場所は変わんない
これから先 ひとりきりでも
₋うん、大丈夫!みんなは ここで見守っていて
見守っていて
ひとりぼっちは怖くない…
出典: バイバイ、サンキュー/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央
自分のいるべき場所を探している主人公。
今いる場所を離れても見つかるかどうかはわからず不安に思っています。
しかし単純に考えればそう難しいことではないのかもしれません。
自分の場所は自分が心置きなく自然体でいることができる場所。
すなわちそれは大切な人たちがいる場所です。
例え遠く離れたとしても自分の故郷は変わることはありません。
故郷は自分がどんなに変わったところで故郷のままなのです。
遠く離れたとしても自分を応援し力になってくれる人がいる。
ならば主人公は1人だとしても「独り」ではないのでしょう。
だからこそ自分は大丈夫だと確信をもっていうことができます。
言い聞かせる必要はありません。
今いる場所も明日行く場所も空は繋がっています。
悲しいことなんてありません。
それを想い、何度も繰り返します。
怖くなんてないと。
最初に出てきた時はただの強がりに聞こえました。
しかし今は、強がりではなく希望を感じさせる言葉に聞こえます。
曲のご紹介
『バイバイ、サンキュー』は旅立つ前の不安な胸の内を歌った楽曲。
その正直ともいえる気持ちの吐露が魅力の1つです。
BUMP OF CHICKENの楽曲には魅力あふれるものがたくさんあります。
それに関して紹介している記事の1部をご紹介します。
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