幾千の学舎の中で 僕らが巡り逢えた奇蹟
幾つ歳をとっても変わらないで
その優しい笑顔

出典: 桜ノ雨/作詞:森晴義 作曲:森晴義

この世には地域ごとに沢山の学校が存在しています。

その中から様々な要因によって、今の学校を選んだ。

そのことは奇跡といっても過言ではありません。

その奇跡がもたらしてくれたものの大きさを感じているのでしょう。

今の友人たちとの出会いが自分の人生に与えた変化

彼らの笑顔を思い浮かべ、出会えた奇跡を噛みしめているのかもしれません。

大人になっていく中で、誰もが変わっていきます。

その中でも、自分の好きな部分は変わらないでいてほしい。

そんな風に考えていることが伝わってきます。

また会う日まで

桜の花びらのように

今はまだ…
小さな花弁だとしても 僕らは一人じゃない
いつかまた…
大きな花弁を咲かせ

出典: 桜ノ雨/作詞:森晴義 作曲:森晴義

それぞれに散らばっていく桜の花びら。

それを自分たちと重ね合わせているのでしょう。

散らばってはいっても、同じ場所で同じ花として咲いた同級生たち。

彼らとまた会える日まで、旅立った先でまた新たな花を咲かせたい。

今よりも何重にも大きくなった桜の花びらとして、友人たちとその喜びを分かち合いたいのです。

卒業というものを前向きに捉えようとする卒業生の気持ちが表されています。

再会を誓って

僕らはここで逢おう

出典: 桜ノ雨/作詞:森晴義 作曲:森晴義

共に過ごした学校という場所で再会を誓いあう彼ら。

いつか大人になった時に、この場所で再度出会い、当時の小さかった自分たちを懐かしみたい。

未来がどうなるかは分かりません。

それでもいつか自分の心が折れそうになった時に救ってくれるのは、この学校生活の存在かもしれません。

会えなくてもお互いを支え合えるかけがえのない存在。

卒業を通して、そんな友人たちの存在を噛みしめているのでしょう。

英詞で語りかける本音

No matter how hard it hurts me.
I'll never say good bye.
Your presence will always linger
in my heart.
...wanna see your smile again.

出典: 桜ノ雨/作詞:森晴義 作曲:森晴義

この楽曲は、英語の歌詞によって幕を閉じます。

以下が、この部分の和訳です。

「それがどんなに私を傷つけても。

決してさようならを言わない。

あなたの存在はいつまでも残り続ける。

私の心の中に。

またあなたの笑顔を見たい。」

ここでの言葉は、卒業して散らばっていく友人たちに対する言葉だと考えられます。

1行目の歌詞は、友人たちとの別れを指しているのではないでしょうか。

別れによって辛く心が傷ついたとしても、いつかまた会おうといっているのでしょう。

また会える日を願いながら、自分の心の中にある彼らの存在を噛みしめる。

友人と一緒に笑い会える日を夢見ながら、主人公はこれからの未来も頑張って生きていくのです。

まとめ

今回はabsorb feat. 初音ミクによる「桜ノ雨」をご紹介しました。

学生の卒業シーズンにはぴったりの楽曲となっています。

友人たちとの学校生活と、未来への不安と期待を歌った楽曲

卒業という大きな節目を、学生の目線からリアルに切り取った歌詞でした。

今回の記事を読んで、「桜ノ雨」の歌詞について更に深く理解してもらえていたら嬉しいです。

最後にOTOKAKEに掲載されている記事の中から、オススメの記事を紹介して終わりにしようと思います。

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