傍にいて欲しい大切な存在。
いなくなってしまった大切な存在に向けて「歌」を通して伝えたい心が描かれたリリックです。
この楽曲はBelleが歌っています。
仮想現実の中のBelleですが、実際の世界では大切な家族を失った経験がある。
そしてその影響で残された家族との関係もぎくしゃくしてしまっている。
独りぼっちのような気持ちを抱えたままの彼女だからこそ、このリリックに結びつくのです。
大切な家族との思い出ともなる「歌」は、彼女の唯一の支えであり、辛い思い出でもある。
しかし、自分の心が寂しさで辛くて途方に暮れたとき、すがるのも「歌」。
本当に傍にいて欲しいのは、「歌」を一緒に歌った大切な存在です。
その愛が、本当はいつまでも自分の近くにあって欲しい。
自分の小さな「歌」は、そんな違う世界に行ってしまった家族にも届いて。
私のこの心を乗せて。
そんな世界が、そんな未来が見たいという思いが綴られています。
「歌よ」は、Belleのそんな心が描かれた楽曲といえます。
まとめ
歌は誰のものでもない。
この歌のキーワードを当てはめてみましょう。
Belleのことを歌っているように見えるこの楽曲も、Belleだけを歌っているのではない。
大切なものを失い、それでも明日を生きてかなければならないすべての人へ。
歌によって導かれる新しい世界を歌っているともいえます。
誰のものでもないからこそ、全ての人に向けて込められている。
そんな優しさを感じさせる楽曲です。
楽曲から垣間見える世界観は、より映画の魅力に相乗効果を与えます。
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