続いては1番Bメロを見ていきましょう。
ここでは旅に出る準備をしている主人公の様子が描かれています。
この旅は、今感じている感情の答えを探すためのもののように感じます。
今考えても答えはわからないから、バッグに全部詰め込んで、それを探す旅に出よう。
そんなニュアンスでしょうか。
向き合っていることに対して、答えを出すには経験が必要な場合もあります。
それを旅に例えているのでしょうね。
切符が片道分しかないのは「簡単には戻らないぞ」という意思の表れでしょう。
言いなりではなく、自分に正直に
全てが縦に頭を振るような
優等生な正論 無視して
たった一人を笑顔にするような
汗まみれな夢が 何か変える
出典: コンパス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一
次は少し飛んで、2番Aメロを見ていきましょう。
この部分から伝わってくるのは、周りが良しとするかではなく、自分が夢中になれるかどうかが大切だということです。
周りの言いなりで自分の道を決めるのはつまらないものですよね。
例え今それを認めてくれる人がたった一人でも、自分の信じた道を行けば、きっと状況が変わる日はやって来るのでしょう。
「出る杭になれ」ということですね!
誹謗中傷は気にしない
どんな誹謗も中傷も
「バカみたい」と嘲笑え
嵐だって上等だ
怯まず帆をあげ 飛び出す
出典: コンパス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一
続いて2番Bメロの歌詞です。
出る杭は打たれるという言葉の通り、自分を貫こうとすると誹謗中傷のような言葉を浴びることもあるでしょう。
でもそういう言葉をいってくる人に限って、自分は何も行動に起こしていなかったりするものです。
自分を貫いて突き進む人は、そんな人たちよりずっとカッコイイですよね!
その熱い意志がコンパスになる
行くぞ 最高を越える旅へ
誰も見たことない景色へ
洗いざらしの理想でもいい
生かされるより 満たされる明日を
行くぞ 最低限の荷物で
ヤケドしそうな熱い意思を
コンパスにしてひたすら進めよ
出典: コンパス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一
最後に、聴いていてなんとも気持ちが昂る、サビ部分を見ていきましょう。
まず前半部分から。
これは自分が経験したことがないことを経験するための旅なのでしょう。
最高を越えるとは、経験を積んで限界を超えることではないでしょうか。
そして洗いざらしの理想、すなわち使い古された、みんなが描くようなありふれた理想でもいいといっています。
自分の成長を求めるのに、何も奇抜な理想を求める必要はありませんよね。
ただ人の言いなりではなく、自分が心からなりたいと思う理想を追いかけてこそ、満たされる未来はやって来るということでしょう。
そして後半部分から伝わってくるのは、熱い意志を持っていれば、それ自体が進むべき方向を示してくれるということです。
「コンパス」というタイトルの理由がこんなところに隠されていましたね。
音楽の可能性
ここまでBLUE ENCOUNTの「コンパス」を紹介してきました!
想いの込められた音楽には、人を突き動かす力がきっとあるはずです。
聴く人に勇気を持ってもらいたい。
彼らのそんな想いが込められているこの曲からは、そういった音楽の可能性を感じることができました。
3rdアルバム「VECTOR」をリリースしてさらに勢いに乗らんとするBLUE ENCOUNT。
彼らの今後に期待大です!
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