大切なモノを 探し続けてた
アナタの横顔 思い出す
愛をこめて 歌い続けてるよ
出典: June is Natural/作詞:yozuca 作曲:AstroNoteS
どんな人にも大切なものはありますよね。
人には譲れないもの。人には負けたくないもの。
無くしたくない宝物。一緒に夢を追う大切な仲間。
人によってまちまちですが、大切なものを探す姿勢、求める姿勢。
そのときの表情は印象的に映るのではないでしょうか。
そんな「アナタ」の横顔を思い出しながら、愛をこめて歌い続ける。
六弥ナギが仲間を大切に思っているのが分かるフレーズです。
ねえ この声 聴こえてる?
まだ不完全なバランス
それもまた楽しい
リズムに合わせて そうさ
Step by step,going now
踊りましょう!
出典: June is Natural/作詞:yozuca 作曲:AstroNoteS
『不完全なバランスそれもまた楽しい』。
これはアイドリッシュセブンそのものではないでしょうか。
メンバー同士は同じ夢を追う仲間ですが、他人には変わりありません。
完璧に心が通じ合うことはありませんし、恐らくバランスは完全にはなりません。
しかし、それでも完全にしようと頑張る過程が重要なのです。
完全なバランスにするためにああでもない、こうでもないと試行錯誤する。
それはメンバーにとって楽しいことなのでしょう。
例えばどうやったら文化祭を成功させることができるか。
どうやったら体育祭を成功させることができるか。
結果はどうであれ、共有した時間は楽しくなかったですか。
時間が経つのが早く感じなかったでしょうか。
このパートは、仲間と時間を共有することの大切さを暗に歌っていると推察できます。
サビは桜春樹に宛てたもの?
信じていける
絆見つけた
どうかアナタも
きっとどこかで
笑ってくれてますように
You’re in my heart
You’re shining star
And singing with you
And hear you anytime
出典: June is Natural/作詞:yozuca 作曲:AstroNoteS
見る人によってはネタバレになってしまいますのでご注意を。
六弥ナギはかつて人を信じられずに心を閉ざしていた時期がありました。
そんな六弥ナギにも初めて友達ができます。それが桜春樹です。
しかし桜春樹は体調面を理由に、心配をかけたくないと六弥ナギの元から離れてしまいます。
それ以降、桜春樹とは音信不通になってしまうのです。
サビは、そんな消息不明になってしまった桜春樹に宛てたメッセージなのではないでしょうか。
「信じれる仲間を見つけることができたよ。」「絆をみつけることができたよ。」
「だから、春樹もどこかで笑っていてくれればいいな。」
そんなメッセージ性溢れるものなのではないでしょうか。
June is Naturalの歌詞の2番をチェック
2番はマネージャーへ向けた愛のメッセージ
アナタと一緒に 歩いて行く道
どんな困難も 乗り越える
このときめき ココロ 熱い想い
守り抜くと 誓えるよ
ノイズだらけの世界中で
その声だけをずっと
求め続けてもいい
ワタシだけの シンデレラ
さあおいで どこまでも
いつまでも 離さないよ さあおいで
You’re wonderful
You’re beautiful
You’re an angel
出典: June is Natural/作詞:yozuca 作曲:AstroNoteS
アイドリッシュセブンは、主人公(女)がアイドリッシュセブンのマネージャーになるというもの。
2番はマネージャーに宛てたものだと推測できます。
『ワタシだけのシンデレラ』と表現しているところからも伺い知れます。
六弥ナギのものでは決してないのですが。
重要なポイントが、1番に比べるとかなり情熱的なところです。
言い方が悪いですが、妙に歌詞がクサいです。
これは、すぐに女を口説くというキャラ設定を逆手に取っていると考えることができないでしょうか。
マネージャーには感謝しているし、守ってあげたい。
自分たちがアイドル界の頂点に立ってマネージャーを喜ばしたい。
しかし、そのことを素直に言葉にするのはどこか恥ずかしい。
だからこそ、あえてこのように情熱的な言い回しにしたのではないでしょうか。
六弥ナギの優しさが垣間見える
六弥ナギの不器用な優しさが歌詞に表れる
夢見るコトをいつか
リアルに変えていこう
アナタとならば
アナタとだから
恐れなど 何も無い
Going going now!
もしもナミダが
こぼれ落ちても
ワタシがそっと
笑顔に変えてあげますから
信じていける
出典: June is Natural/作詞:yozuca 作曲:AstroNoteS
ここまでの歌詞はタメ口調だったり、語り口調でした。
しかし、ここでいきなり『笑顔に変えてあげますから』と敬語になります。
ここに六弥ナギの不器用さが表れているのではないでしょうか。
例えば友達とか、恋人とか、気兼ねなく話せる人がいますよね。
でも、真面目な話になると何故か急に敬語になってしまうことってありませんか。
この『笑顔に変えてあげますから』は正にそういうことなのではないでしょうか。
いずれにせよ、六弥ナギの優しさが表れていることに間違いはありません。