【D.A.N.】2018年のライブ"DELTA"＆"Sonatine"のレビュー＆感想まとめ！

デビューから勢いに乗っているバンドと言っても過言ではない【D.A.N.】。

2018年9月5日から中国・台湾・タイのアジア主要都市で「D.A.N. TOUR 2018 “Sonatine”」が開催されました。

2018年6月15日に開催された"DELTA"ツアー最終公演から約３ヶ月。

中国の成都から" Sonatine "ツアーがスタートしました。

そこでは彼らの表現力の高さを感じることができました。

特に中国の音楽シーンでは新しい音楽に対するアンテナを敏感に張っているリスナーが多い。

そしてクラブシーンやライブでは大きな盛り上がりを見せていると言われています。

そんな熱量の高い観客たちと一緒に繰り広げられたライブは、熱気も最高潮でした。

今回のライブのタイトルにもなっているセカンドアルバム”Sonatine”。

アルバムを収録する直前に訪れたロンドンのスタジオで大きな影響を受けたそうです。

完璧に作りこむ精密さよりもその場で湧き上がってきたアイディア。

自由に音楽を作ることの楽しさ。

できるだけ鮮度の高い音楽を詰め込んだような作品だとメンバーは語っています。

今回のライブやセカンドアルバムのタイトルでもある”Sonatine”

それは北野武監督の映画ソラチネの世界観から影響を受けたとメンバーが語っています。

”Sonatine”ツアーでは、難しいことは考えずに今を楽しもう。

そんな想いがあふれていると言えるでしょう。

特に【D.A.N.】の歌詞には、不安や安心などに触れる歌詞が多い印象を受けます。

それは現代に生きる多くの人が抱える「よくわからない不安」

そして「先の見えない不安」。

それらの不安をその場にいる人全員で共有しよう。

そして力を合わせて生きて行こうという彼らのメッセージではないでしょうか。

" Sonatine "ツアーで気になるセットリスト。

観客との空気感を重視していた"DELTA"ツアーに比べてより遊び心が強くなった印象を受けます。

そんな彼らの進化や常識にとらわれない音楽性。

それらに触れることで、【D.A.N.】の魅力に引き込まれた人も多いのではないでしょうか。

2018年5～6月に開催された"DELTA"ツアーに行けなかった人もいるでしょう。

しかし「D.A.N. TOUR 2018 “Sonatine”」に参加できた人は幸せです。

彼らの音楽の魅力は、決して価値観を押しつけない心地よい音楽。

時と場所を忘れて今を楽しむこと。

まるで宇宙空間を漂っているような心地良さ。

メンバー自身が「SF要素を前面に出している」と語るように、人それぞれの想像力に任せるような音楽性。

そんな非日常的な空間をファンやメンバーと共有できる。

それが【D.A.N.】のライブの魅力と言えます。

ライブではさっきまで知らなかった隣の人と、言葉は交わさなくても見えない絆でつながっている。

ストレス社会と呼ばれている現代。

だからこそ【D.A.N.】のライブは今この瞬間を楽しむことの大切さに気付かせてくれます。

【D.A.N.】2018年のライブ"DELTA"＆"Sonatine"。

この2つのライブで【D.A.N.】の音楽性の素晴らしさに触れられたのではないでしょうか。

今回のライブで【D.A.N.】の魅力にハマった人。

さらに【D.A.N.】の曲に触れてみたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。

きっとお気に入りの曲が見つかるはずです。

海外でのライブも成功して上昇気流に乗っている【D.A.N.】。

そんな【D.A.N.】の今後の活動に注目していきましょう！