薬づけでも生きろ
どうせ人間 誰もが
なんらかづけで
生きているんだ
大差ねぇよ
出典: LIVE IN 和歌山/作詞:竹原ピストル 作曲:竹原ピストル
俺は来年も再来年も
その先もずっと
和歌山に歌いに来るからよ
おまえも来年も再来年も
その先もずっと
俺のライブを観に来いよ
出典: LIVE IN 和歌山/作詞:竹原ピストル 作曲:竹原ピストル
このような約束をし、暗に「ずっと生きろ」と伝えているのだと思います。
この曲は特定の誰かに宛てて作った曲なのかそうではないのかは分かりません。
いずれにせよ、心的苦痛を伴う精神病患者さんへの「応援歌」に聞こえます。
第7位はライブで必ず歌うカヴァー曲!
第7位 ファイト!
この曲は中島みゆきさんが1983年に発表したアルバムに収録されている曲です。
竹原ピストルさんは中島みゆきさんのことを尊敬しているそうです。
ですのでライブでは必ずこの曲を歌うんだそう。
カヴァー曲といっても原曲に近い感じで歌っていて、アレンジはあまりありません。
ただ中島みゆきさんはこの壮絶な歌詞を淡々と歌い上げています。
それに対し、竹原ピストルさんはやはり魂が滲み出てしまうのでしょうか。
それとも独特な歌い方がそうさせるのでしょうか。
アレンジなどがあまりなくても全くの別曲として聞こえてしまうのです。
特に以下の歌詞の部分では竹原ピストルさんの力強さを感じます。
私 本当は目撃したんです
昨日電車の駅 階段で
ころがり落ちた子供と
つきとばした女のうす笑い
私 驚いてしまって 助けもせず
叫びもしなかった
ただ怖くて逃げました
私の敵は 私です
出典: ファイト!/作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき
淡々と歌い上げる中島みゆきさんの「ファイト!」は薄気味悪さがあります。
竹原ピストルさんの「ファイト!」は込み上げる激情を表現しているようです。
第6位はタイトルにインパクトのあるあの曲!
第6位 それじゃただの大人だろ
この曲のタイトルは非常にインパクトがあります。
アコースティックギターで弾き語りの曲です。
無難な生き方を否定し「ただの大人だろ」と皮肉る。
もっと冒険しろと促す。
竹原ピストルさんの王道とも言えるフォークソングになっています。
はじめから道なんてないのに
踏み外すことを恐れて
それじゃただの大人だろ
出典: それじゃただの大人だろ/作詞:竹原ピストル 作曲:竹原ピストル
歌詞の意味合いとしてはそれ程目新しくはありません。
ただ「それじゃただの大人だろ」という言葉のチョイスが秀逸です。
また丁寧なギターのストロークと低音のしゃがれ声がとても素敵。
これらが曲を素晴らしいものにしています。