「WASABI」は言葉を紡ぐことができる喜びに満ちた作品です。
”自分たちが楽しむための音楽”というSUSHIBOYSの根本は変わっていません。
しかしユーモアの中にも”どうしたらリスナーに伝わるか”の試行錯誤が見て取れます。
「KUNG FU」ではヒップホップリスナー以外でもすんなり世界に入り込めるサウンドを。
「旅に出よう」「問題ねぇ」ではストレートに生きることの素晴らしさを語っています。
そして話題になった「アヒルボート」は自らをアヒルボートに重ね合わせた深い歌詞が特徴。
アヒルボートが目指す大海はSUSHIBOYSの未来像、武道館公演、さらにその先を見据えています。
インドでの内面の変化も照れることなくさらけ出したFARMHOUSE。
その後の活動にも変化が訪れます。
広がるSUSHIBOYSワールド
アイドルとも共演!
一見自由奔放に見えるSUSHIBOYSの活動。
その中にも彼らなりのヒップホップマナーがあります。
私立恵比寿中学との共演曲「熟女になっても feat.SUSHIBOYS」も最初は本意ではなかったそうです。
しかしアイドルのライブを見てそのパワフルなパフォーマンスに圧倒されます。
最新のUSヒップホップがほぼ歌モノになっている状況と照らし合わせた上で共演を快諾したのです。
誰と共演してもブレない芯の強さ
2018年12月末にリリースされるLyrical Schoolとの共作も同様です。
両グループ共に完全にSUSHIBOYSワールドに染めてしまうことで流儀を貫きます。
シャーペンを人生に例えた「シャープペンシル feat.SUSHIBOYS」は完全に彼らのフィールド。
誰と共演しようとスタイルを貫くという決意が十二分に感じられます。
2019年再びSUSHIBOYSは2人体制に
2018年いっぱいで脱退するEVIDENCE
彼らのホームタウン生越の郵便番号「350」を冠した新作を発表する直前に悲しいアナウンスが。
2018年内のライブを最後にEVIDENCEの脱退が発表されたのです。
EVIDENCEからの脱退の申し出はレコーディング後に伝えられたと彼らはいいます。
そして彼の意見を尊重したうえで2人体制に戻ることを決意。
2人になってもSUSHIBOYS
同時にまた3人で活動する可能性はゼロではないと語っています。
2人になってもSUSHIBOYS。
「350」は世界を照準に定めた作品です。
なぜなら外国で有名な「味の素」をトピックに扱っているから。
SUSHIBOYSワールドが世界に広がる日を夢見て今は「350」を聴き続けようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
SUSHIBOYSの歩みを楽曲でチェック!
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